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居残り補習授業オフライン#27
トレーニング小話6-背中-4
「自分に最も効果がある種目との出会い」


大胸筋を強く大きくする種目と言えば、ベンチプレス!

この定石に従って、何年もトレーニングを続けた結果、確かに強くなった。ベンチプレスの使用重量は、最初期の3倍!しかし、何故か二つにクッキリと割れた大きな胸に発達していない。何故だ!?
→シリーズ-大胸筋の見栄えを良くしたい

ここで、疑問を抱いて、「知識と実技の両面で試行錯誤した人」は、自分が他の種目で大胸筋が発達するタイプであったことに、初めて気がつきます。ただし、これは失敗談でも何でもなく、誰もが通る道・・・通るべき道なのです。最も悲しいのは、この通過すべき道に気がつかない、つまり、ベンチプレスの特訓では自分に変化が起こらないことに疑問を持たない事です。そして、そのようなトレーニーはこの世に五万と存在します。

さて、前振りが長くなりましたが、背中に関しても同様です。

一般的に背中の第一種目として、ラットマシンプルダウンが好まれています。自分の場合、ジムデビューして1年くらいは、例外違わずラットマシンに熱心に取り組んだ物です。兎にも角にも、使用重量さえ更新していけば、いつかは背中の幅が大きくなっていることだろう。そう信じて、毎回毎回、全力でバーを引いた物です。

いつの間にか、ビハインドネックでフルスタックを引けるようになっていました。しかれど、背中の幅は思ったように発達していませんでした。ある意味、当然の現象です。見た目のシルエットが大きく変化するには、例え自分の体型と体質にフィットするプログラムに出会えていたとしても、長い年月を要します。増して、自分にフィットしていない種目を選んでいれば尚のこと。高重量でビハンドネックをやり過ぎたせいか、肩を痛めてしまいました。

そんなある日、転機が訪れます。

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【Ex】
マスターと考える背中のトレーニング-まとめ

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