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リハビリ日記番外編
曇り時々公園トレ-6
「背中-応用編1」


吊り輪公園トレというジャンルというか手法が理屈的にも実践的にも成立するのではないかと思ったのにはキッカケがある。

2012年6月のある日、我が子ではなく、その友達である姉妹を連れて神戸の大倉山公園を散歩していたときのこと。ヤマモモを食べつ、食べさせつつ、探索すると目に留まったのが、吊り輪であった。
自分の子ではないが、当然、吊す。そして、自分も試す。するとこれがすこぶる快適かつ新鮮な刺激を与えてくれた。

公園トレというと、ジムや家トレの代替的で、内容的にはダウングレードと言うイメージがある。事実その様な縮小版的部分もあるのだが、その真価と醍醐味は、ジムや家の中では再現しがたい公園でしかできない種目やプログラムを行えるという所にある。

そう、この吊り輪を使ったチンニング動作もそのひとつである。



〜広背筋及び上腕二頭筋〜
「吊り輪チンニング」


1:
吊り輪を掴んで握り込む。

2:
たいていの場合、足を伸ばしきっても宙に浮いた状態なので、ストレッチを得やすい為、このボトムポジションでは身体を真っ直ぐに保って広背筋を伸ばす。

3:
やや爆発的に身体を一気に引き上げる。できるだけ、アゴが吊り輪下部よりも上に来るまで行う。

4:
降ろす際は、出来るだけゆっくりと降ろしていく。この際、肩甲骨が移動して、背中の筋肉が引き延ばされる感触を意識する。

5:
降ろしきった後は、自分の身体の重みを利用して、背中に強いストレッチをかける。鉛直方向にかかる「自分自身の重り」が背中の筋肉の所在を教えてくれる



要領はほとんど通常のチンニングと変わらないが、グリップを順手や逆手だけでなく、パラレル(並行)に保って行うことができるので、いつものチンニングとは異なった刺激を得やすい。

また、チンニングと異なり、支点がグラグラする為、バランス感覚やスタビライゼーションを養うのにも良く、筋量や単純な筋力を向上させる目的のフォームだけでなく、連動性を意識したダイナミックなフォームで行うことができるのも大きなポイントである。

ジムトレや家トレの人も吊り輪のある公園を是非とも探して、挑戦してみよう。

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#7へ続く



【Ex】
私が愛した背中のスーパーパンプ

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