Q:効かせ難い部位対策Part.2シリーズを読んでからラットマシンで背中のストレッチ感を意識しているのですが、思ったように広背筋が伸ばされている感覚をつかむことが出来ません。
背中のストレッチ感を得るには、様々な工夫を凝らすことやチンニングを採用することがポイントになります。
今回は、よりダイレクト、より強烈な刺激を得る為の方法について考えてみましょう。
背中のストレッチ感を得るには、様々な工夫を凝らすことやチンニングを採用することがポイントになります。
今回は、よりダイレクト、より強烈な刺激を得る為の方法について考えてみましょう。
プル種目におけるストレッチ感増強-終着駅編
前回までは、背中トレ初心者のストレッチ感向上について考えてみました。背中のストレッチ感に関しては、背中トレ中級者以上ともなれば、起こり得ない悩みと思われがちです。
ですが、誰もが自分の定番たるルーチンに慣れてくると、ストレッチ感が薄くなってくることがあります。
・ウエイテッドチンニングの採用
広背筋における究極のストレッチ感を求めて、多くの益荒男が最終的に辿り着くのは、プレートなどによって自分自身にウエイトを加重した「ウエイテッドチンニング」です。
意識的なストレッチではなく、より強力であろう強制的なストレッチを得るには、物理的に筋肉が伸ばされざるを得ない状況を作り出すことが簡便です。その手段として最もお手軽なのが重力を利用するということです。
チンニングの動作は、概ね鉛直方向となるので、ボトムポジションにおいて、重力によるストレッチをダイレクトに受け取ることが可能です。
そして、ウエイトを加重することで、より強いストレッチを誰もが味わうことができます。
・刺激直列
ウエイテッドチンニングは、ディップベルトなどを用いて腰から下にウエイトをぶら下げます。そして、ストレッチ並びに刺激したいターゲットの筋肉は、ウエイトの支点である腰よりも上方に位置しています。
そして、ぶら下がったウエイトと伸ばされる筋肉は、鉛直方向の同一直線上に並びます。
これらの状況から、加重されたウエイトによって、背中の筋肉が真下へと引っ張られる「力」がダイレクトに増加します。
あたかも、補助者が身体を真下に引っ張るように、ウエイトがダイレクトに背中の筋肉を引き伸ばすのです。
そして、そのストレッチ感は、ウエイトを加重すればするほど増加させることが出来る為、意識的限界や慣れの有無によるストレッチ感の停滞を心配する必要がありません。「重り」が否が応でも、ストレッチ感をもたらすからです。
重力を利用する。重力によるストレッチ感を更に増強する。と言うのが今回のテーマでした。この手法は、やや上級者向けと思われがちですが、初心者であっても、元から力が強い人は、挑戦しても良いです。
そして、何よりも重要なことは、できなくても「ぶら下げてみる」べきと言う事です。加重によってチンニングの引き上げ動作ができなくても、ウエイトをぶら下げることは誰にでもできます。
つまり、加重によるストレッチ感の増強は、ウエイトをぶら下げるだけで味わえるので、例え初心者であっても、ウエイトに引っ張ってもらうことで、ストレッチ体質を得ることができるのです。
【Ex:チンニング小話シリーズ】
もし、家トレすらば! Part.1
もし、家トレすらば! Part.2-前編
もし、家トレすらば! Part.2-後編
初心者のチンニング(懸垂) 前編
初心者のチンニング(懸垂) 後編
チンニング(懸垂)小話
上級者向けチンニング
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効かせ難い部位対策Part.3 応用編
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効かせ難い部位対策Part.2 #1
効かせ難い部位対策Part.2 #2
効かせ難い部位対策Part.2 #3
効かせ難い部位対策Part.2 #4
効かせ難い部位対策-1
効かせ難い部位対策-2
効かせ難い部位対策-3
効かせ難い部位対策-4
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ですが、誰もが自分の定番たるルーチンに慣れてくると、ストレッチ感が薄くなってくることがあります。
・ウエイテッドチンニングの採用
広背筋における究極のストレッチ感を求めて、多くの益荒男が最終的に辿り着くのは、プレートなどによって自分自身にウエイトを加重した「ウエイテッドチンニング」です。
意識的なストレッチではなく、より強力であろう強制的なストレッチを得るには、物理的に筋肉が伸ばされざるを得ない状況を作り出すことが簡便です。その手段として最もお手軽なのが重力を利用するということです。
チンニングの動作は、概ね鉛直方向となるので、ボトムポジションにおいて、重力によるストレッチをダイレクトに受け取ることが可能です。
そして、ウエイトを加重することで、より強いストレッチを誰もが味わうことができます。
・刺激直列
ウエイテッドチンニングは、ディップベルトなどを用いて腰から下にウエイトをぶら下げます。そして、ストレッチ並びに刺激したいターゲットの筋肉は、ウエイトの支点である腰よりも上方に位置しています。
そして、ぶら下がったウエイトと伸ばされる筋肉は、鉛直方向の同一直線上に並びます。
これらの状況から、加重されたウエイトによって、背中の筋肉が真下へと引っ張られる「力」がダイレクトに増加します。
あたかも、補助者が身体を真下に引っ張るように、ウエイトがダイレクトに背中の筋肉を引き伸ばすのです。
そして、そのストレッチ感は、ウエイトを加重すればするほど増加させることが出来る為、意識的限界や慣れの有無によるストレッチ感の停滞を心配する必要がありません。「重り」が否が応でも、ストレッチ感をもたらすからです。
重力を利用する。重力によるストレッチ感を更に増強する。と言うのが今回のテーマでした。この手法は、やや上級者向けと思われがちですが、初心者であっても、元から力が強い人は、挑戦しても良いです。
そして、何よりも重要なことは、できなくても「ぶら下げてみる」べきと言う事です。加重によってチンニングの引き上げ動作ができなくても、ウエイトをぶら下げることは誰にでもできます。
つまり、加重によるストレッチ感の増強は、ウエイトをぶら下げるだけで味わえるので、例え初心者であっても、ウエイトに引っ張ってもらうことで、ストレッチ体質を得ることができるのです。
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