Q:肩のトレーニングを行っていると、ある時、A先輩がやってきて「肩は、回数が全てだ!」と言うアドバイスをもらいました。別の日には、先輩Bがやってきて「肩は強度が重要だ!」と言うアドバイスをくれました。一体どちらが正しいのでしょうか?

この三角筋の強度設定問題に対する「『真逆のアドバイス』はどちらも正しい」と言う良い例です。



三角筋編-Part.1
「肩トレにおける強度設定〜過去ログ参照編〜」


三角筋のトレーニングは、回数重視で行うか、強度重視で行うか、どちらが効果的なのでしょうか?重量を軽く設定し、回数を稼いでパンプをさせる手法。できるだけ重たい重量を選択し、毎回、強度の限界に挑む手法。一体、どちらを選べば、三角筋を発達させられるのでしょう。

そのような悩みを持つ方も、これまでのトレーニングで全く肩が反応しなかった方も、以下の話をお復習いしてみれば、疑問も溶解する事だと思います。


・効き難い部位に対するアプローチ「筋線維比率に対するプログラミング



三角筋の「体質(性質)」は先天的な影響が大きく、その為に人によってトレーニングアプローチも大きく異なります。

自分自身の三角筋の質を見極めて、強度とレップスの設定をするのがベターです。

見極めは難しいかも知れませんが、例えばTECAのアイソラテラルレイズがフルスタックで挙がってしまうどころかマシンまで動かしてしまような人の三角筋は速筋で構成されていることでしょう。

#5へ続く



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