量子コンピューターが登場し、超量子コンピューターへと発展して行くと、元データさえあれば、この世に存在しうる全ての原子、素粒子のベクトルを計算可能になるのではないのでしょうか?

この世界の源である「波」の振幅や方向、拡散を計算できる様になると言うことは、未来を予想できる・・・未来を予想できると言うことは、未来や運命は確定しているのではないか!?

つまり、ビッグバンなる「神様が9ボールのブレイクショットを極めた瞬間」に、そこから広がった波の行く末は、既に決まっていた!?



もしも、この世に「宇宙を俯瞰する(あるいは記録する)」観測者なるものが存在するのであれば、結果が決まっりきった物語を辛抱強く見続けたいとは思わないでしょう。

超存在からすれば、世の事象は早送りも巻き戻しも自由自在であろうから・・・。

どうせなら、毎回毎回、(起動する度に※)結果が変るように、カオスと言うランダムネスを生む因子を設定することでしょう。


・・・なんて、妄想してしまうのは、マスターだけでしょうか?

それはさておき、皆さんは未来を「確定させないカオス」の源となる因子、不規則性の中にベクトルを発生させる源とは一体何だと思いますか?

後編へ続く


※ ティル・ナ・ノーグ(byシステムソフト)



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