Q:背中のトレーニングで、ラットマシンプルダウンを行っていましたが、イマイチ効いている感じがしなかったので、最近、チンニングに替えてみました。2ヶ月ほど、続けてみましたが、やはりこれも効いているようには思えません!

背中のスーパーパンプ編-1

背中の筋肉への刺激伝達やトレーニング感を向上させるには、

A:日常並びにセット間に背中の筋肉のストレッチを行い神経系を発達させる
B:ストレッチ種目を積極的に採用し、神経系を発達させる
C:トレーニング時にヘビーウエイトを利用した破壊的オーバーストレッチを行う

と言う手法をなるべく並行して行うのが理想的です。



これらの方法によって、背中の筋肉をコントロールしやすくなり、それが本当に良いのか悪いのかは断言できませんが、トレーニング時に意識して背中のみに効かせるようになることでしょう。

多角的なアプローチを同時に行うことは、背中に関しては有効ですが、上のA〜Cにはひとつだけ小さな欠点があります。

それは、結果が出るまで時間がかかるという点です。

如何なる優れた方法であっても、神経の発達には時間を要するのです。



そこで、今回は背中のトレーニング感を増やせる即効性を持つテクニックを紹介します。

非常に古典的で、簡単な話です。

それは、胸と背中をスーパーセットで鍛えるという方法です。

腕のスーパーセットを好む人なら体験済のはずですが、日を別にして個別に二頭筋と三頭筋を鍛えるよりも、同じ日に鍛えた方が腕のパンプ感が向上します。

これと同じ現象が上半身にも起こります。パンプが起こりやすく、筋肉の張りがきつくなるのであれば、背中の筋肉を感じ取りにくい人も、一目瞭然(?)でその張りとトレーニング感が実感できるはずです。



胸と背中のパンプ感向上には、厳密なスーパーセットを行うのが良いのですが、ジムにおいては器具を他の人と共有する都合上、文字通りのスーパーセットを行うことは難しいものです。

しかしながら、1種目交代であれば、完全な代替でないにせよ、ほぼ似たような刺激とパンプ感を味わうことが出来ます。

つまり、2〜3セットのダンベルプレスをやり終えたら、次は背中のターン。ラットプルやチンニングを2〜3セット行います。その次はまた胸のターン。ペックデッキやケーブルクロスを行います。それをやり切ったら、今度は背中のためのダンベルロウなど・・・と言う具合です。



胸と背中のスーパーセットは、張りにくい背中の筋肉が容易にパンプするだけでなく、上半身全体が膨らむような感触が味わえ、気持ちが良い物です。そして、トレーニングの〆にプルオーバーを行えば、プルオーバーのポテンシャルを最大限に引き出せるだけでなく、上半身に更なるパンプがもたらされます。

パンプ狙いのスーパーセットはトレーニング感向上に関しては即効性があるので、トレーニング経験が浅い人や氷の背中の人はすぐにでも試して見るべきでしょう。個人的に最近パンプしやすかった組合わせに関しては、別枠で紹介したいと思います。

#4へ続く



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