月末日記を書いていたら、15日の話が長くなり過ぎたので、野外系の話として抜粋。
しかし、今回は
コンデジ昆虫写真館みたいな話
のようなノリの単なるネイチャー系の話で、そこから学ぶべき点や教訓はない。
「サプリマスターの課外授業 2012秋」
10月15日(月)
実は最近休みが少ないので、休みの日はある程度計画をギッチリと立てる。
しかし、今回は
コンデジ昆虫写真館みたいな話
のようなノリの単なるネイチャー系の話で、そこから学ぶべき点や教訓はない。
「サプリマスターの課外授業 2012秋」
10月15日(月)
実は最近休みが少ないので、休みの日はある程度計画をギッチリと立てる。
今日は子供の学校が休みだったので、
1時間目:アケビ狩りツアー
2時間目:蜂蜜採集
昼食
3時間目:リンゴ狩り
と三部構成の計画を立てた。
1時間目:アケビ狩りツアー@近所
朝一に集まったのは、我が子とその友達の二人だけ。アケビの人気がないのか自分の人気がないのか、兎も角出発。アケビを採りだして間もない頃、オオスズメバチの地中巣を発見。
子供達を十二分に遠ざけてから、巣の入口を激写するも、余に地味な絵。絵的に出入りするシーンが欲しかったので、どんどんと足踏みをして巣を刺激。すると、勢いよく尖兵が飛び出てきた。威嚇行動なしの直線的な動きを察し、咄嗟に飛び退き5メートルほど逃げた。
ところが、左耳に熱い火箸で突き刺されたような猛烈な痛みと熱。スズメバチに刺されたことはあったが、オオスズメバチは初体験。これまで、様々な怪我や痛みを経験したが、最凶の痛さであり、アナフィラキシーではなく痛さだけでショック死する人がいるというケースがあることを身をもって理解した(理解したぜ!のジョセフ略)。
こ、興奮は禁物!血圧と心拍数を上げてはいけないと思ったので、ズルズルと日陰まで移動して座り込んだ。毒は血液脳関門を通過するのだろうかと思案しながら5分ほど休憩。頭に近かったし、神経毒も含んでいるので、ここは早々にリタイアすべきだ。
しかし、このままでは朝一にして、1日が終わってしまう。何より、竹カゴを背負った子供達にアケビすら満足に採れないショボイ父親と思われてはならない。休日欲とチンケナプライドのために、マギー審司の耳のような腫れを羅刹先輩よろしく「かすり傷だ」と偽ってアケビ狩りを続けた。
道中、散歩道整備のボランティアをされている方に遭遇したので、巣の位置を教えに戻る傍ら、アケビの群生地を教えてもらった。その後、他の散歩人にも、巣のことを知らせるが、段々と自分の声のボリュームが大きくなってきているのに気がついた。左耳が聞こえなくなっていたから、自然と声がデカクなっていたのだ。
帰りにとある虫を発見。
さて、この写真の中には、虫が隠れています。
どれかわかる人〜。
正解は、中央にいるナナフシです。
実は帰りにマムシとセットでいるところを発見したのだ。
マムシは、マムシ酒にしようかと思ったのだが、小さかったので高枝切りバサミで処理。
で、これが戦果。
帰宅後、インセクトポイズンリムーバーで、バキュームしてもらったが時既に遅し。
全く痛みは治まらず、恐ろしさを思い出させる為のように数分ごとに焼き印のような痛みが襲ってくるので、一時も痛みが紛れることがなかった。
2時間目:蜂蜜採り@庭(待てホビー養蜂道続編)
痛かろうが何だろうが、今日のノルマは決まっているので、蜂蜜の巣箱の解体を始めた。
ギッチリ詰まっていたが、彼らの冬の蓄えを残しておくため、4分の1くらいを採集した。
絞るのは後して、取り敢ずザルの上に放置(人にあげる分は濾すが、自分の家では巣ごと食べるので、絞る作業は少ない)。
ちなみに採集の時に、手の甲を2カ所ほど刺されたが、激痛に見舞われている最中なので、手の痛みは感じなかった。
採れたての巣蜜とアケビを手土産に持たせて、一旦解散。昼食後に集合することとなった。
3時間目:リンゴ狩り@兵庫県多可郡多可町
この時点で首まで腫れ上がってきていたので、気休めにムヒExを湿布しつつボルタレンをアフん♪して、家から自動車で1時間前後のハーモニーパークへ。
本当は梨狩りが目的だったが、着いてみると梨は終了。
で、リンゴをもいで皮を剥いていると、どうも右手がこわばって上手く動かない。掌の屈筋が筋肉痛のように痛い。ふと、血管がうねった左手の甲と見比べると右手はまるでドラえもんの手の様に膨れ上がっていた。
6月にミツバチに刺されたばかりだったので、どうやら抗体ができていたようだ。前回は全く腫れなかったが、抗体のおかげで熱を持って腫れ上がったわけ。ミツバチ侮るなかれ。
とはいっても、全種類のリンゴを制覇しないと行けないので、剥いては食べ剥いては食べ。
実は普段、リンゴをほとんど食べないので、たった5〜6個で1年間の平均消費量を大きく超えてしまった。
ということで、三日三晩の悶絶後に痛みは引いたが、更にその後1週間くらいは左耳と左の首、右手の甲の猛烈な痒みに悩まされたのだった。
本日の教訓:
オオスズメバチの巣を刺激してはいけない
#4へ続く
【関連】
自慢話的「野外の事故予防」 序
自慢話的「野外の事故予防」 #1
自慢話的「野外の事故予防」 #2
自慢話的「野外の事故予防」 #3
自慢話的「野外の事故予防」 #4
【Ex】
コンデジ昆虫写真館みたいな話
サプリマスターの昼と夜
部活の熱中症対策ってのは家から始まっている 前編
部活の熱中症対策ってのは家から始まっている 後編
1時間目:アケビ狩りツアー
2時間目:蜂蜜採集
昼食
3時間目:リンゴ狩り
と三部構成の計画を立てた。
1時間目:アケビ狩りツアー@近所

子供達を十二分に遠ざけてから、巣の入口を激写するも、余に地味な絵。絵的に出入りするシーンが欲しかったので、どんどんと足踏みをして巣を刺激。すると、勢いよく尖兵が飛び出てきた。威嚇行動なしの直線的な動きを察し、咄嗟に飛び退き5メートルほど逃げた。
ところが、左耳に熱い火箸で突き刺されたような猛烈な痛みと熱。スズメバチに刺されたことはあったが、オオスズメバチは初体験。これまで、様々な怪我や痛みを経験したが、最凶の痛さであり、アナフィラキシーではなく痛さだけでショック死する人がいるというケースがあることを身をもって理解した(理解したぜ!のジョセフ略)。
こ、興奮は禁物!血圧と心拍数を上げてはいけないと思ったので、ズルズルと日陰まで移動して座り込んだ。毒は血液脳関門を通過するのだろうかと思案しながら5分ほど休憩。頭に近かったし、神経毒も含んでいるので、ここは早々にリタイアすべきだ。

道中、散歩道整備のボランティアをされている方に遭遇したので、巣の位置を教えに戻る傍ら、アケビの群生地を教えてもらった。その後、他の散歩人にも、巣のことを知らせるが、段々と自分の声のボリュームが大きくなってきているのに気がついた。左耳が聞こえなくなっていたから、自然と声がデカクなっていたのだ。

さて、この写真の中には、虫が隠れています。
どれかわかる人〜。
正解は、中央にいるナナフシです。

マムシは、マムシ酒にしようかと思ったのだが、小さかったので高枝切りバサミで処理。

帰宅後、インセクトポイズンリムーバーで、バキュームしてもらったが時既に遅し。
全く痛みは治まらず、恐ろしさを思い出させる為のように数分ごとに焼き印のような痛みが襲ってくるので、一時も痛みが紛れることがなかった。
2時間目:蜂蜜採り@庭(待てホビー養蜂道続編)

ギッチリ詰まっていたが、彼らの冬の蓄えを残しておくため、4分の1くらいを採集した。

ちなみに採集の時に、手の甲を2カ所ほど刺されたが、激痛に見舞われている最中なので、手の痛みは感じなかった。
採れたての巣蜜とアケビを手土産に持たせて、一旦解散。昼食後に集合することとなった。
3時間目:リンゴ狩り@兵庫県多可郡多可町

本当は梨狩りが目的だったが、着いてみると梨は終了。
で、リンゴをもいで皮を剥いていると、どうも右手がこわばって上手く動かない。掌の屈筋が筋肉痛のように痛い。ふと、血管がうねった左手の甲と見比べると右手はまるでドラえもんの手の様に膨れ上がっていた。
6月にミツバチに刺されたばかりだったので、どうやら抗体ができていたようだ。前回は全く腫れなかったが、抗体のおかげで熱を持って腫れ上がったわけ。ミツバチ侮るなかれ。

実は普段、リンゴをほとんど食べないので、たった5〜6個で1年間の平均消費量を大きく超えてしまった。
ということで、三日三晩の悶絶後に痛みは引いたが、更にその後1週間くらいは左耳と左の首、右手の甲の猛烈な痒みに悩まされたのだった。
本日の教訓:
オオスズメバチの巣を刺激してはいけない
#4へ続く
【関連】
自慢話的「野外の事故予防」 序
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自慢話的「野外の事故予防」 #2
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