Q:会社帰りのジムを利用しているので、夏期休業や冬期休業中はトレーニングを行っていません。休暇中に衰えた筋力や筋量を最短で取り戻すには、どのようなアプローチでトレーニングを再開すれば良いでしょうか。

前回までが一般的かつ、最もポピュラーなアプローチでしたが、今回はサプリ塾らしい話です。

つまり、いつものこのような話になります

C:これまで通りの分割法で強度を全く下げない

10日〜2週間のブランクが空くと、筋持久力が低下しやすいので、以前までの使用重量を選択すると、思った通りの反復回数をこなすことができません。

そこで、普通は「ウエイトトレーニングらしいウエイトトレーニング」ができる重量まで使用重量を下げてトレーニングを行います。

ですがひとつ忘れてはいけないことがあります。

それは、短期のブランクによって持久力は低下しても、最大筋力はほとんど低下しないと言うことです。



つまり、この現象を利用して、トレーニングをするという選択もある訳です。

反復回数は大きく低下しても、ほとんどのトレーニーは短期のブランクであれば、前回と同じ重量を扱うことができます。

この場合、反復回数は4回前後になってしまうこともあるでしょう。

そうなると、3とか4はピーキングの為のトレーニングになるので、筋肥大には向かないって何かに書いてあったなぁと思い出してしまうのが人情です。しかも、関節に負担がかかりそう・・・。



しかし、例え端から見たら意味不明&無理しすぎの2〜3レップストレーニングであっても、実際に行ってみると身体は素直に答えてくれるものです。

1セットに付き10回!という如何にもな「トレーニングらしいトレーニング」を行わなくても、ある程度正確な動作ができていれば、型通りの方法よりも良い刺激を得ることができるのです。

その暁にはアラ不思議。次のセッション時には、ブランク前と同じ重量で同じ反復回数がこなせるようになっているはずです。



と言うことで、定石通りに筋力と筋量を戻すのも良いですが、型にはまったトレーニングを行わなくとも、衰えた筋力と筋量を早く復活させられますよというのが今回の話でした。

ちなみに、今回のような強引に元のレベルに戻したいときは、ハイパードライブエナジースタックを使用するのが理想的です。

おわり。



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