〜「潜在能力を引出して追い込め!!」...って話ではない〜

人によく勧めるのが、レッグレイズ専用台でのレッグレイズ。

重たい下半身を持ち上げるので、慣れない内は物凄く筋肉痛になる。あるいは動作が難しいので、マスターするまでは何の運動か訳がわからない場合もある。人によっては、筋力不足で動作そのものが出来ないかも知れない。

ともあれ、個人的にはトレーニングの〆か、トレーニングの一番最初のウォーミングアップ運動として行うことが多い。

チーチングなどを利用せず、機械的規則的な動作で行うと、下半身の重さも手伝ってかせいぜい15レップほどでオールアウトに至る。

自分では「的確な良い鍛錬」をできていると思っているが、慣れているせいか、筋肉痛になることはない。



ある日のことだった。

レッグレイズ台の前はストレッチコーナーになっており、レッグレイズを行っていたところ、目の前で綺麗なお姉さんがストレッチをスタートした。

規定の15レップに近づく頃、お姉さんが身体を前傾させる度に、胸元が全開になることに気がついた。

これはいよいよやぶさかではないぞと、レップを続けた。

欲望とリアルタイムエナジー注入によって、反復回数は100レップを超えた。



翌日、腹直筋下部と脇腹が味わったことのない筋肉痛に見舞われたのは、言うまでも無いだろう。

あなたもオーバートレーニングになるからとか、成長の引金になる刺激は充分に与えたとか、言訳して身体を甘やかしてはいないだろうか?←強引なオチ



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