〜イントロダクション〜
マスターの月末日記より引用


2010年5月13日(木)
結論から言うと、多くの金をかけつつ、設置方法に工夫をこらしても、チェリーを食べに野鳥はやってくる。

そこでマスターは考えた。

害鳥として捉えるからいけないのだ。いっそ、野鳥も自分の窒素循環やホビーに組み込むことができれば、拒むべき来訪者ではなく、ウェルカムなお客になるはずだ。

すなわち、チェリーをダシに寄ってくる鳥類を「ジビエ料理」にして喰ってしまえば、ウハウハのウィン×ウィンならぬ、俺一人勝ち!

そう考えると、招かれざる客で悪即斬の刑であった「ムカデ」君も今では薬に見えてきた。

どうだ!
あまりに良い考えを思いついたので、友人にわざわざ固定電話すると、
「お前が狂っていることだけは十分に理解できた」

〜本編〜

近頃、めっきり更新されなくなった野外料理シリーズ。

上に挙げた理由により、真面目に書くと大ヤドカリ食べたとか、ヒヨドリを捌いて香草焼きにしたとか、カミキリの幼虫のソテーが猛烈に旨かったとか、強壮剤を作ったとか、少々身近ではない話ばかりになってしまうからだ。

今回は、身近で役に立つ上、ファッション的にもジョーク的にもバカウケ間違いなしのネタを発明したので紹介。



#11「肉食系男子専用ジャーキーホルダー」

...0
ジャーキーを作った。

・ストラッサー選手からフィードバックや写真を提供してもらっている。
・住谷師範や松岡先生から、VIVOのフィードバックを頂き、引用させてもらっている。

お金に換算できない位、貴重で意味があるものなので、やはりプライスレスなお返しをすべきだろうと思い燻製などを送ったりするが、今回はネタとして周囲の人が笑顔になるようなギミックを考えてみた。



ササミジャーキー...1
「ササミジャーキー携帯ホルダー」

ササミジャーキーにドリルで穴を空けて、カラビナに通す。

ベルトに引っかけることができるキーホルダーとカラビナを結合させる。



ビーフジャーキー...2
「ビーフジャーキー携帯ホルダー」

ビーフジャーキーにドリルで穴を空け、小さめのフックに通す。

カラビナでフックをひとまとめにし、ホルダーと結合。



ギョーン!...3
銀色のホルダーの裏側はクリップになっており、ベルトなどに引っかけることが出来る。

これだけでも「肉食系男子」を演出するお洒落アイテムであり、お笑いネタとして充分であるが、仕掛けがある。

ジャーキーを食べる時に一々カラビナからもぎ取って食べるように思えるが、実はホルダーには、スケバン刑事のヨーヨーのようにチェーンが仕込まれており、ジャキーーーンとチェーンを伸ばしてジャーキーを口まで直接運ぶことができるのだ。

非常に便利で実用的な上、ビジュアル的威力も充分なので、女の子の前でネタを披露すればモテモテ間違いなしである。



で、今回、上の人達に勝手に送りつけ、自分用にも2個作ったのだが、そもそもこのギミックを思いついたのは、例の腰にマウントしたドロップタンクをワンアクションで口まで運べないかと常々考えていたのがきっかけだったのだ。

そんな訳で、たとえジャーキーは身近でなくても、ドロップタンクの携帯には応用できるので、みなさんも是非。



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