昔々、そのまた昔、百貨店のトレーニング用品コーナーで働いていた頃、低反発枕が流行した。トレーニング用品売場でも数種類の取り扱いがあったが、この頃のマスターは低反発系否定派だった。

マットや枕はやや硬めが良いのではないかと考えていたからだ。

実は、今でもそう思っているのだが、考えとは裏腹に低反発の軍門に降ってしまっている矛盾を持つ。

ある時、ストラッサー起一選手のブログを見ていて、彼が低反発のマットを絶賛し、引越し先でも調達していたのを知り、興味を持った。

調べてみると、試してみて失敗しても大損はしない価格だったし、その時は誰かにあげればいいと思ったので、案ずるより産むが易しで即注文と相成った。

早速、そのトゥルースリーパーとやらをベッドの上に敷いて寝てみた。



普段は、布団に入ってから5分前後で眠っていたが、その日は3分で撃沈された。

いくら何でも初日から数日はプラシーボだろうと思ったが、その効果は2年近く経った現在も続いており、枕元読書が全く進まないのでアホになる一方である。

また、入眠も早くなったが、今まで以上に夜中に目が覚めることがなくなった。ただし、元々、一度寝たら朝まで起きないタイプである(目覚まし不要)。



何故、低反発なんぞが快眠に貢献したか全く見当が付かないが、結果的に予想以上に良好だった。こんな表現をするとアレだが、肩や腰の違和感すらなくなってしまった。

考えてみれば、ジャイアントケルプにくるまって眠るラッコに関節痛などない事は明白だ。無重力に近ければ近いほど、関節への負担は減るだろう。8時間前後、重力による負担を軽減できれば、その時間は癒やしの時間となる(※)。

低反発系やウォーターベッドの利点は、この辺にあるのではないだろうか。



そんな訳で、某低反発系マットの回し者ではないが、そこそこお手頃な価格で試すことが出来るので、アイテムを変えることで環境を変えてみるのも一興である。勿論、予算のある人は、高級車のシートを製造しているメーカーのお高い安眠マットなどもあるので色々試してみて欲しい。

#11へ続く


※ アクア進化説を採用するなら、人は水中の低重力環境で過ごした期間が長く、低重力下での自力調節能力を持つ可能性がある



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