ローディ格闘家日曜日はなるべく食べ物の話をしようと心がけているのですが、手違いで予定していたミキサーぶんぶん丸の写真を消してしまったため、代わりに花澤選手の出番です。

つい先日、ロードバイク乗りなら一度は行きたいツールド沖縄に参戦したばかりのローディ格闘家花澤選手。

本日、11月27日に開催されるパンクラス大正アゼリア大会昼の部メインイベンターを務めます。

写真は、計量直後の一枚です。

ウェルター級の時に比べて大胸筋などは減った感じに見えますが、それでも70kgを切っているとは思えない筋量と腹筋ですね!

さて、今回は自転車狂になった花澤選手のサプリメンテーションをローディ的な視点で捉えてみましょう。


基本サプリ編

C3X-SC
筋疲労と脳疲労の両面に働きかけ、持久力を伸ばす疲労回復アミノ酸BCAAは、格闘技は勿論、自転車の練習には欠かせません。

長時間の持久運動や激しい持久運動は、往々にしてカタボリックな運動になってしまい、筋量を失うことになりかねませんが、ロイシンを強化したBCAAは筋分解抑制効果が高く、筋量を維持するのに役立ちます。



ZMA系サプリ
マグネシウムの補給は怪我の防止、亜鉛の補給は免疫維持や回復促進に役立ちます。

特に自転車のように機械的かつ集中的に特定部位を収縮させ続ける競技では、筋痙攣等のトラブルが起きやすいものですが、積極的にマグネシウムを補給することで、ある程度予防することが出来るでしょう。



GCS750
GCS750は、炭水化物をできるだけグリコーゲンとして蓄えるように促してくれる栄養分配サプリのひとつです。

あらゆるスポーツにおいて、グリコーゲンの再補填は重視すべきポイントになりますが、特に自転車のような激しい持久運動においては、その充填率の差がパフォーマンスや勝負を分ける局面に大きく影響します。

持久系競技は少なくても練習で消費した分の炭水化物を再チャージしたい所ですが、グリコーゲン合成速度には限界があるので、一度に沢山食べ過ぎるとたちまち体脂肪に変ってしまいます。GCS750は、グリコーゲン合成率を高めつつ、余剰炭水化物の脂肪転換を阻害するので、炭水化物をガッツリ補給したいアスリートにはなくてはならないアイテムの一つなのです。



・・・と言う訳で、上に挙げたサプリは筋量を増やして体組成を改善するための3大基本的サプリですが、持久力勝負の競技においても同様に重要な役割を果たすのです。競技や特性が変っても、その地位が変ることも、意義がブレることもありません。

結果編&次回の戦いへ続く



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