Q:「ファーストプラン」を用いたファスティングダイエットはどのうな目的に適するでしょうか?
ファスティングダイエットは、暴飲暴食や化学物質、そしてストレスによって疲弊した現代人の胃腸のコンディショニングを目的とするのがオススメです。
一から身体作りを行うためや安定した減量サイクルを組むために、身体に一旦リセットをかけて再スタートを目指す際のキッカケとして行うのが良いでしょう。
次いで、短期間で兎に角、体重を減らしたい時などにも役立ちます。
以上がファスティングに適する主だった目的になりますが、ここで新しい考え方を提案します。
それは、身体のデチューンを行う目的でのファスティングです。
ファスティングダイエットは、暴飲暴食や化学物質、そしてストレスによって疲弊した現代人の胃腸のコンディショニングを目的とするのがオススメです。
一から身体作りを行うためや安定した減量サイクルを組むために、身体に一旦リセットをかけて再スタートを目指す際のキッカケとして行うのが良いでしょう。
次いで、短期間で兎に角、体重を減らしたい時などにも役立ちます。
以上がファスティングに適する主だった目的になりますが、ここで新しい考え方を提案します。
それは、身体のデチューンを行う目的でのファスティングです。
「マラソンとファスティング」
ある時、ふと南の島で行われるマラソン大会のポスターが目に留まりました。
レッグレイズを行いながら想像します。
景色も空気も最高のロケーションでのランニング。流した汗と共に、大地に溶けて自然と一体化してしまうような感覚を味わえるかも知れない。走り終えた後のご馳走。そして、観光・・・。
先天的に長距離はテンで苦手だけど、この大会なら出てみたいと思いました。
そして、もしも出場するなら、どうするかという想像がスタートします。
「妄想の延長:分析編」
まず、体重が重たいので、大幅に減らす必要がある。
体重が重いと単純に仕事量が増えるので、エネルギーの損耗が大きくなり、持久系の運動では不利になる。また、体重が重いと膝などの関節系に大きな負担がかかる。
非鍛錬者が面白半分で出場して、一発で半月板を磨り減らしてしまったという話も聞く。
燃費の面からも怪我予防の面からも体重をできるだけ減らさないといけない。
次に体重を減らすにしても、何処がデッドウエイトになっているか考える必要がある。
つまり、全体的に身体を削るのではなく、ランにおいて必要の無い部位を削るのだ。
となると、ランにはあまり必要の無い上半身の筋肉である。特に背中の大きな筋肉はスプリントにはある程度必要であっても、ランにおいては亀仙人の甲羅の役目にしかならず、鉛直方向への関節負担が増えるだけだ。
「デチューンによる競技適応」
このような問題を抱えた場合、トータルでのバランスやパフォーマンスをあえて低下させるような再構築による適応が必要となります。その際に役立つのが、短期間で強引に体重を減らすファスティングダイエットなのです。
この考えは、階級制競技で急遽、階級を落とすことになった場合などにも適用できます。単に早く体重が減るだけでなく、パワーダウンする代わりに燃費が良くなる可能性が大きいからです。
と言う訳で、場合によってはあえて競技で使わない筋肉を短期間で捨てる為に行うという目的でファスティングを行う価値が充分にあります。
実践編へ続く
【関連】
ファーストプラン運用考-前編
ファーストプラン運用考-後編
ファーストプラン運用考-実践編
マスターのファスティング2006-0
マスターのファスティング2006-1
マスターのファスティング2006-2
マスターのファスティング2006-3
マスターのファスティング2006-4
マスターのファスティング2006-5
マスターのファスティング2006-6
マスターのファスティング2006-復食期
マスターのファスティング2006-復食期2
マスターのファスティング2007-0
マスターのファスティング2007-1
マスターのファスティング2007-2
マスターのファスティング2007-3
ある時、ふと南の島で行われるマラソン大会のポスターが目に留まりました。
レッグレイズを行いながら想像します。
景色も空気も最高のロケーションでのランニング。流した汗と共に、大地に溶けて自然と一体化してしまうような感覚を味わえるかも知れない。走り終えた後のご馳走。そして、観光・・・。
先天的に長距離はテンで苦手だけど、この大会なら出てみたいと思いました。
そして、もしも出場するなら、どうするかという想像がスタートします。
「妄想の延長:分析編」
まず、体重が重たいので、大幅に減らす必要がある。
体重が重いと単純に仕事量が増えるので、エネルギーの損耗が大きくなり、持久系の運動では不利になる。また、体重が重いと膝などの関節系に大きな負担がかかる。
非鍛錬者が面白半分で出場して、一発で半月板を磨り減らしてしまったという話も聞く。
燃費の面からも怪我予防の面からも体重をできるだけ減らさないといけない。
次に体重を減らすにしても、何処がデッドウエイトになっているか考える必要がある。
つまり、全体的に身体を削るのではなく、ランにおいて必要の無い部位を削るのだ。
となると、ランにはあまり必要の無い上半身の筋肉である。特に背中の大きな筋肉はスプリントにはある程度必要であっても、ランにおいては亀仙人の甲羅の役目にしかならず、鉛直方向への関節負担が増えるだけだ。
「デチューンによる競技適応」
このような問題を抱えた場合、トータルでのバランスやパフォーマンスをあえて低下させるような再構築による適応が必要となります。その際に役立つのが、短期間で強引に体重を減らすファスティングダイエットなのです。
この考えは、階級制競技で急遽、階級を落とすことになった場合などにも適用できます。単に早く体重が減るだけでなく、パワーダウンする代わりに燃費が良くなる可能性が大きいからです。
と言う訳で、場合によってはあえて競技で使わない筋肉を短期間で捨てる為に行うという目的でファスティングを行う価値が充分にあります。
実践編へ続く
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