Q:サプリ塾の本日の講義では、カーボサプリやカーボ入りプロテインの解説が出てきませんが、何故なのでしょうか?オススメではないのでしょうか?

糖質、タンパク質、脂質の三大栄養素は、1日数回の食事に含まれるありふれた栄養素である為、本来なら不足することはありません。

スーパーやコンビニで、弁当や総菜などが簡単に手に入る現代生活において、それらの栄養素はむしろ過剰気味に摂取されているのが現状です。

食事によって十二分に供給されているはずの三大栄養素を積極的にサプリメントで補給する必要性はありませんが、プロテインに関しては、手間暇とコストを低減できるというメリットを持つ為に、一部の人にとってはメリットがあるかも知れません。

では、糖質を主体にしたサプリメントに関してはどうでしょうか?



糖質主体のカーボサプリや糖質を含むプロテインには、以下の欠点があります。

A:過剰に摂り過ぎた場合、即、体脂肪合成に繋がる
B:体格、体質、状況によって、糖質の代謝が異なる
C:糖質摂取によるインシュリン分泌反応は、人によってまちまち



Aは当たり前ですが、摂り過ぎた糖質は速やかに体脂肪へ蓄積されます。脳への供給やグリコーゲン合成、及びその過程(合成速度を上回るブドウ糖供給量)からあぶれたブドウ糖は50gにつき14gの体脂肪が合成されます。毎日100g、過剰な糖質摂取を続けた場合、たった1ヶ月で2.6kgも体脂肪によって体重が増加します。

摂取された糖質は、肝臓で処理されますが、1度に糖質を処理できる肝臓の代謝能力や骨格筋量、インシュリン感受性、状況(運動直後、起床後、就寝前)などの諸条件によって個人差が大きく、毎度の栄養補給における最適量の決定には経験に基づいた高度な判断を必要とするでしょう。

どれだけ摂取してしまうと余剰炭水化物とそれによる体脂肪合成が発生するかは、個人個人によっても、シチュエーションによっても異なる訳です。炭水化物とタンパク質の比率が固定されている糖質含有プロテイン類が使いにくいのもこの為です。

また、余剰に注意を払っても、各々のインシュリン分泌能力やそれに対する反応は大きく異なるので、人によっては僅かな糖質摂取であっても、それが速やかに血糖値を高めるように機能性を高めた製品であれば、脂肪合成に直結する可能性もあるのです。

後編-3へ続く



【Ex】
サプリメンテーションに迷わないための一つの指針

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