フロントスクワットとルーマニアンデッドリフトのシンプルな下半身トレーニングにも慣れてきたので、これらの後にスプリントを追加するようにした。

前回の前半戦ように下半身のウエイトトレーニングとスプリントを隔週で行っても良かったが、

・野外の100mレーンは、暑すぎて怖い
・屋内50mレーンは「補強の補強」に丁度良い

と言う理由から、しばらくはウエイト後に50mを数本行うスタイルを採用した。

いつも通りのウエイトを終えた後に50mを6本ほど行いトレーニングを終えた。

デッドリフトとスクワットのシンプルトレで筋肉痛になる部位、つまり、刺激される部位は把握できていたので、どの部位が新たに筋肉痛になるか楽しみであった。

結果、四頭筋の深部、内転筋、そして背中の中央にきつめの筋肉痛が現れた。

軽めではあるが、上腕二頭筋、上腕三頭筋の下部、腸腰筋も痛くなった。



スプリントは、全速力を捻出するために全身の筋肉を導引、連動させるので、当然ながら下半身のみならず全身のトレーニングと捉えることができる。

その中で、「背中の筋肉が筋肉痛になる≑利用度が高い」ことを不思議に思うかも知れない。

しかし、ボルトの走る上ではデッドウエイトになりそうなほどに発達を遂げた背中を見たことがあるならば、背中の筋肉が重要であることに直感的に気付くはずだ。

そして、B級アスリートの大胸筋に対しての背中の貧弱さが醸し出すアシンメトリーなシルエットは、競技に則した規格に達するという意識性の欠如とウエイト知識が浸透していないステロタイプトレーニングが未だに幅を利かせている実態を物語っているんだな〜。

#4へ続く



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