極真カラテで強くなるには?
Part.8「私の打たれ強さ養成法」


押忍!極真カラテの松岡です。今回は、「私の打たれ強さ養成法」と題して語らせて頂きたいと思います。

まず、打たれ強さと一口に言っても、頭部の打たれ強さと、頭部以外の部分(ボディや下半身など)の打たれ強さに分けられます。

今回は、頭部以外の部分についてです。

ボディや下半身については、攻撃を喰らって苦しい思いをすればするほど、そこから回復した時に打たれ強くなります(科学的な根拠はありませんが、我慢の閾値が高くなりますので、結果的に打たれ強くなっています)が、頭部(脳)については鍛えることが出来ません。

ダメージが蓄積すると重大な障害を引き起こしますので、普段から出来るだけダメージを負わないようにすることが大切です。ヘッドギアやマウスガードを工夫するとか、防御の技術を向上させたり・・・といった感じです。



極真カラテの試合ルール(全日本など)は、基本的に「素手・素足、体重無差別のトーナメント」形式で行われますので、打たれ強さが重要になります。

全日本で優勝するには、2日間で7試合(世界大会になると、3日間で8試合)を戦わなければなりませんので、怪我をしない・ダメージを負わない身体作りというものは、他格闘技の方にも十分参考になることと思います。

「試合でのノックアウトは頭部への攻撃がほとんどなのだから、ボディばかりそんなに鍛えても意味が無い」「組み技や関節もあるので、打たれ強さはそんなに重要でもない」と思われる方もいるかもしれません。



しかし、打撃もある、投げもある、関節技もある、と攻撃部位が多岐にわたるということは、それだけ意識が分散されますので、ちょっとした拍子にボディに攻撃を喰らってしまうと凄く効いてしまいます。

ボディを効かされてしまうと頭部への防御まで意識が行き難くなり、ノックアウトされてしまう危険性が更に大きくなります。スタミナも急激に落ちますので、ステップのスピードも落ち、タックルや投げを喰らってしまいやすくもなります。

というわけで、苦しいですがコツコツと打たれ強さのトレーニングも行いましょう。目標は、テリーマンのように、走って来る新幹線を正面から受け止めることです(嘘)!

私のトレーニング方法としましては、

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