(2011/06/19に書かれたものです)

実践編-3
「どのおにぎりを選ぶか-勤務中などの間食編-減量期-前編」


減量にせよ増量にせよ、1日3回の標準的間隔の食事よりも、食事と食事の合間に間食を入れる方が結果を出しやすいモノです。

筋肉の事だけを考えても、1日のうち長い時間を占める勤務中などの日常生活において、低血糖状態にならないように気をつけることが重要となります。

これらの目的やシチュエーションにおいて活躍するのがおにぎりです。

今回は、減量中に役立つおにぎりについて考えてみましょう。

おにぎりの特徴は、機能性カーボサプリに引けをとらない吸収速度の速さです。白米は、強烈ではありませんが、吸収速度が速く、血糖値を素早く高め、そして適度なインシュリン分泌作用を持ちます。

白米はエネルギー補給には最適のマテリアルのひとつですが、減量目的の人の中には、この急速チャージやインシュリン分泌作用を嫌う人もいるはずです。



ということで、減量目的の人はグリセミック指数が低そうなおにぎりを選ぶことになります。グリセミック指数が低いおにぎりとは一体どのようなものでしょうか?

ひとつは、ストレートに玄米おにぎりです。玄米のグリセミック指数は非常に低いため、急激なインシュリン分泌による脂肪合成刺激が起きにくいのです。この為、玄米は減量中のアスリートの炭水化物源として重宝されています。

黒ごまが振りかけられた美味しそうな玄米おにぎりは、コンビニでも売られていますが、守備範囲のコンビニで取扱いが無い場合は、自分で握っても良いくらいの価値があります。

玄米はあらゆる意味でのデトックス効果が高いと言われているので、環境が変ってしまったこれからの日本列島に住み続ける場合において、おにぎりを選ぶ際には玄米おにぎりが第1候補になる(※)でしょう。

その他の物を選ぶ場合、皆さんは何が思い浮かぶでしょうか?

#7の後編へ続く

※ この辺の話は居残り補習授業オフライン4月号を読み返してみて下さい



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