番外編-3-後編

週交代で下半身のウエイトトレーニングとスプリントを交互に行っていたところ、想定外の筋肥大によって下半身のボリュームが増えたようだ

その理由の一つとして、ウエイトトレーニングとスプリントをそれぞれ隔週、つまり二週間に一度行う形となるので、いわゆる「トレーニング慣れ」が防止されて、結果的に運動強度が高まった為と考えられる。

そして、考えられるもう一つの理由。

それも、隔週というトレーニング間隔が空くスタイルに原因があると思う。

最近のマッスルメモリーの研究によれば、4週間トレーニングして3週間の完全オフをとるという従来の常識では考えられないような変則的なトレーニングスケジュールであっても、一般的な手法の継続的なトレーニングと成長に差が出なかったとされている。

一週間以上のオフを取ってしまうと、超回復のピークでトレーニングすることができなくなり、次回のトレーニングクオリティが向上しないので成長しにくいと考えられて来たが、マッスルメモリー効果によって、オフを長めにとっても継続した場合と遜色のない成長がもたらされるようだ。



つまり、今までの常識であれば、隔週のトレーニングではトレーニング効果が薄く、発達が見込めないと思われていたが、マッスルメモリー効果が手助けすることで、発達が起こったのだろう。

ただし、この自分のケースでは、

・元々、トレーニングによる下地がある程度ある
・強度重視のトレーニングに反応しやすい体質とマッチしたのかも知れない
・完全な隔週ではなく、下半身トレとスプリントで被る部分もある

という特徴があったので、たまたま反応したのかも知れない。



ともあれ、上のような条件が整っていれば、思い切ってトレーニングを休むことも、一定期間中断することも、大したマイナスにならないだろう。そして、下半身に限らず、長い間停滞している人にとっては、変則隔週トレがブレイクスルーのキッカケとなるかも知れない。


一方で、中三日のサイクルでパンプ重視のトレーニングを行っている場合は、相性が悪い可能性がある。

唐突にセカンドシーズンへ続く


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