5月3日に開催されたパンクラスディファ有明大会におけるサプマスアスリートの試合結果。

ストラッサーさんウェルター級世界ランキング8位のストラッサー起一選手。

肩の脱臼からしばらく試合から遠ざかっての復帰戦、見事に快勝。

ストラッサー選手のコメント
「昨日はお陰様で勝てました。ありがとうございました。花澤さんは残念ながら負けてしまいましたが(>_<)とにかく、自分は駆け抜けます」

不断の努力とHALEOのサポート。
間違いなく、彼はTOPに立つでしょう。

13さんライト級世界ランキング2位、花澤選手。

世界ランキング1位の大石選手に判定負け。判定ではイーブンでしたが、どちらかに勝ち負けをつけるルールなので、ランキングが上の選手の勝利となります。

花澤選手からのコメント
「残念ながらチャンピオンになる事が出来なかったんであまり価値はないかもしれませんが…計量をクリアした時の体の写真を送信させて貰いました。減量がきつかった分だけカットは出てると思います。そして水抜きの途中に撮った腹筋の写真も添付しました。ま〜どれだけ見栄えしても負けたんで意味はありませんが…」

いやはや、素晴らしい腹筋です。



今回の世界戦は、観に行っていないので全く様子がわかりません。ですが、何となく想像してしまいます。

これまで長い間、花澤選手の試合を見てきて思うのは、花澤選手は根っこがアグレッシブなファイターであると同時に、スポーツ経験上的に競技者の色も強い選手であると言うことです。

格闘技の試合は、ルールのある競技ですが、やるかやられるかという一面も持ちます。相手に合せた試合展開の組立てや駆け引きなどのアスリート的戦略も重要ですがなりふり構わない殺気のようなものも同時に必要で、そのバランスが選手の色になるように思えます。



花澤選手の場合、相手のパラメーターが「果敢なファイター」よりであった時は、例え格上であっても競技者的なテクニックや思考、機転で相手を封じ勝利を収めていることが多いようです。

反面、自分よりもより「アスリートタイプ」で、相手の出方を待ってイナしたり、相手に付合わない選手に対しては、どうも相性が悪いように思えます。花澤選手の興行的にも良い意味でのアグレッシブさを巧く利用(※)されているケースが多いように見えます。

観に行っていないのにあれこれ言う資格もなければ、失礼でもありますが、今回も巧みに封殺されてしまったのではないかなと妄想しています。

ただ、果敢なファイターもアスリートスタイルもどちらも持ち味で長所であるので、これをどうこうという形で更に強くなると言う訳ではありませんが、バランスと相性の問題を考えないといけない場合があると言う教訓がサプマスユーザーの糧になればと思い敢て書かせてもらいました。

※ カウンターをもらわなくても、単純にスタミナを消耗する



【関連】
本日の13さん-前編
本日のストラッサーさん-前編