少し真面目で長いイントロダクションを展開しましたが、本編は打って変わった軽い内容です。

そして、前にも説明しましたが、この話は「初心者のトレーニングはこうあるべき」というHow toものではなく、ジム側や長期利用者の視点に立った話なので、期待しないで下さい。

「ジムあるある」ネタとしてお楽しみ下さい。

さて、季節は春。

スポクラがキャンペーンを打つせいか、それとも年度の始まりに何か新しいことを始めようと思う人が多いせいか、はたまた暖かくなってきたせいか、春はスポーツクラブ入会者が多い季節です。

大手スポクラのゴールデンタイムに至っては、正に芋洗い。メガネが曇るくらい人がひしめいています。

コミュニケーションや出会いが大好きな人、ジャージフェチにとっては、ウキウキする季節でしょうが、長年ジムに通う者やウエイトトレーニング愛好家にとっては、少々憂うつな季節になります。



ただでさえ、ウエイトエリアが混み混みなのに、その状況に加えて彼らがいるからです。

彼らとは、ウエイトエリアに足を踏み入れた新規入会者のことです。彼らは、オリエンテーションでインストラクターに作ってもらった運動プログラムを片手に慣れぬマシンに挑みます。

慣れていないのでセッティングも遅く、スタートまでに時間がかかります。それは、初心者だから仕方ない。

10回と書いてあるので、とりあえず10回、動作を反復します。余力は充分にあっても、10回でやめます。これも初心者だから仕方ない。誰もが通る道です。

10回の反復を終えた後、マニュアルに3分程度休憩してから同じ手続きをあと2セットほど踏めと書いてあるので、マシンに座って3分休憩します。これも初心者なので、仕方ないことですが、ちょっと待ったぁ〜(紅鯨風に)!

こちとら、マシン空くの待っとんネン!

#2へ続く



【Ex:ジムあるある】
スポーツクラブでのマナー 基本編
スポーツクラブでのマナー 中級編
スポーツクラブでのマナー 冗談編-1「VOW的注意書き」
スポーツクラブでのマナー 冗談編-2「入浴時の作法」
スポーツクラブでのマナー 冗談編-3「ウエイトエリアでの作法」 
スポーツクラブでのマナー 番外編

【関連】
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