連休を頂きましたが、明日、3月17日(木)より発送を開始させて頂きます。

テレビ報道やネットとの温度差があり過ぎて、何を判断材料や指針にすれば良いか余計に混乱してしまうかも知れません。そんな中でも、政治家の急なイベントキャンセル後の足取りや新幹線、飛行機の予約情報をチェックする方が何かの足しになるかも知れません。

僕自身も今後の情勢や自分自身がどうなるか予想できません。

ただ、迷うよりも、その人その人が置かれた立場で、その人ができることをやるのが良いのではないかと考えます。



不安を煽るつもりは全くありませんが、逆に誰かに煽られなくても不安で仕方ない人は、脱出ではなく「旅行」と考えて移動してみるのも一つの手段です。

仕事を休めない人は、家族だけでも「長めの旅行に行かせる」と捉える方が、少ない情報による疑心暗鬼の生殺し状態よりは少しは気が安らぐかも知れません。

何も起こらなければ、尚更、ただ旅行に行っただけと捉えれば良いのです。後で、笑い話にすれば良いだけです。

昔、僕の父が生きていた時、長崎からかかってきた電話をどういうわけか叔母の訃報と早とちりした父はその日のうちに孫まで連れて長崎へ向かいました。着いて初めて勘違いに気付き、そのまま結局長い間長崎から帰ってきませんでした。今となっては語り草です。



どの情報も誰も信じられない場合は、判断基準を何処におけば良いのでしょうか?

ひとつに個人という考え方もあります。

余りに大きな前代未聞の災害に対しての予測は非常に困難なので、当人の置かれた状況においてそれぞれのベスト、あるいはセカンドベストを選択することが重要かも知れません。

ベストの基準設定もわかりませんが、究極的には自分はどうしたいか、結果的にどうあるべきか、そしてそうなるためには何ができて何ができないのかと言うことを自分自身に問うてみれば、ベストは無理でもセカンドベストを見つけることができるかも知れません。

自分の場合、今後、起こるべきことを考え、まずは明日は我が身という視点で、ストックしている災害用品のチェックをしました。そのようなことからでも見えてくる事があるかも知れません。

3月13日(日)の話です。

一見、単なる道具自慢の真剣味に欠ける話に見えますが、マスター自身はアウトドア派でも何でも無く、むしろ家にいるのが好きでテント泊よりもコテージを好むタイプです

つまり、以下の話はチャライようでいて、真剣です(本人は)。



「緊急トイレ」
トイレ組み立て式緊急トイレとその中身の詰め替え徳用。

阪神淡路大震災で苦労したものの一つがトイレだそうです。

段ボール製ですので、マスターが使用するには少し不安がありますが、使うか使わないか判らないものなので高価なプラスチック製や据え置き型水洗タイプはパス。



「暖房器具とコンロ」
コンロ一番右はガスストーブ。その隣のチャコールストーブで、ガスがなくても炭や枝やゴミで暖がとれます。

ダブルバーナーもシングルバーナーもコッヘルも20歳の時から使い倒して来た15年以上の選手です。新人はステンレスダッヂオーブンくらいです。

あと、着火剤と炭を大量にストックしています。



「燃料」
燃料カセットコンロやガスバーナーのストックの一部です。

多めに見えるのは、燃料がなければ所詮ガラクタなのと、現在も実際にやたらめったら使用するからです。

カセットコンロの汎用性は高いので、HONDAのエネポがあってもいいかなぁと考えています。



「水と食料」
水何回も書いていますが、エコとかではなくペットボトルや水自体を買うのが好きではありません

なのでデリオスという携帯浄水器を4個、中型の携帯浄水器を1個を中核にと考えています。菌も漉せるので、雨水やくみ置きポリタンクの水でも飲むことができます。

ペットボトルを買ってあるのは、水道水や雨水が浄水器では漉せない汚染を受けたときのためです。



「照明関係」
明かりマントルやライトなど。手前パンツァーファウストみたいなのは、1,000ルーメンのフラッシュライトです。女子供には扱えませんが、SOSにも利用できるくらい明るい「馬鹿グッズ」です。小型のフラッシュライトは、子供に自分用を与えてあげると非常に喜びます。

ソーラー発電のルームライトを3つ持っていますが、ネットのレビューでもあるとおり、期待するほど明るくありません。しかし、エネループなどの蓄電池を充電できるメリットがあります。

同様にソーラーガーデンライトを20個ほど外に置いていますが、これも同様にマイルドな充電器として当てにしています。というのは、いざという時は、エネループをUSB出力の電源にできからです(変換器持ってないけど)。

ちなみにエコとかではなくて、単に乾電池を買い続けるのが好きではないので、エネループを100本ほどストックしています。



「種と衛生用品」
種食料はある程度、備蓄でまかなえたとしても、後々を考えると同時に生産を開始した方が良いかも知れません。

あくまで実践を伴わない空論ですが、タンパク質やビタミンが豊富な野菜が良いのではないかと思い種もいくつか置いています。

後は、ホテルの消耗品の衛生用品です。




【今回のチェックでわかったこと】

カロリーベースやタンパク質で考えると、手持ちのサプリで充分であるが、家族のことを考えると一般的な保存食が足らない。

非常用電源がない。ログハウス用のソーラー発電でバッテリーに蓄電できるセットが市販されているので、緊急時以外は温室(持ってないけど)や食料保存庫(持ってないけど)の電源にできれば無駄ではないかと考えています。

ダダ漏れの発電ではなく、小規模であっても蓄電できるシステムを個人が積極的に導入することは、コストパフォーマンスは劣悪かも知れませんが、それらや燃料電池などの採用は、今回のような人災的事故に対する有効な意思表示のひとつになると思います。

(初日の停電が結局実施されなかったことやこのニュースから色々考えられる)



【あと必要なものは?】

発注していませんが、スリングショットなんかもいいかなと思っています。

動物性タンパクを補給できるのと、人には使用できませんが、そのような法律や倫理を超えた混乱が起きた際の防衛用にあればないよりマシです。

そして、個人的には例のブツです。念の為に別々の業者に3個発注しましたが、見通しが立ったのは1件だけです。もう買えないように手が回っているみたい(※)ですが、個人的にはなりふり構わず買ってしまっても良いかもと思っています。

※ 事故の対応は元より、挙句の果てのこの態度をみれば、政府や国というものの実際のコンセプトが見えてくると思います



自分で書いていて空しくなりましたが、自分の置かれた立場から今後を予測した上での行動ですので、人よっては軽々しい内容に思えたかも知れませんが、どうかご理解下さい。

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