GCS750どのような目的、どのようなトレーニングサイクルであっても、中心の柱として常に常備しておきたいベースサプリメントが、C3X-SC、ZMAX、GCS750である。

これらの基本サプリをベースに目的やトレーニングサイクルに合せた目的別のオプショナルサプリを追加するスタイルが最も合理的だ。

基本サプリなら、プロテインや糖質サプリはどうなの?

そう思う人もいるかも知れないが、タンパク質や糖質は基本的に食事からも得られるので、食事やカタボリック対策がいい加減ならいざ知らず、食事や糖質補給が及第点であればそれらの出番はメディアが誇張するほど重要ではない。

折角、お金を払うのだから、「食事から十分に摂取可能なありふれた栄養素」にではなく、食事からでは得難い貴重かつ特異な作用を持つ栄養素を手に入れるべきである。

例えば、GCS750のような機能性が高いサプリがそうだ。

ハードなダイエットや特殊な食生活をしていない限り、誰もがある程度の炭水化物を毎日摂取する。

GCS750は、食事から得られる炭水化物をできるだけグリコーゲンとして貯蔵して、スポーツパフォーマンスを高めると同時に余剰炭水化物による脂肪合成を予防するマルチな精密サプリメントだ。



【4-ヒドロキシイソロイシン】
フェヌグリークというハーブから得られる抽出物は、血中に放出された糖質(グルコース)の筋肉への取り込みを促進する。研究によればこのエキスを摂取したグループは非摂取群に比べ63%も筋中グリコーゲンの合成率が高くなったと言われている。

このことから同じ量の炭水化物摂取量であっても、フェヌグリークエキスを摂取した場合、より多く筋中グリコーゲンとして貯蔵されて、脂肪合成に充てられる量が減少すると考えられている。



【ALA】
アルファリポ酸は、筋肉のインシュリン感受性を高めて、炭水化物摂取によて分泌されるインシュリンによる筋肉への糖質の取り込みを促進する。

ALAはまた、筋細胞における糖質の取り込みの限界値を高めてグリコーゲン貯蔵量を増やす。

更にALAは水溶性かつ脂溶性のオールラウンドな抗酸化物質であるため、運動やストレスによる活性酸素が気になる人に最適の抗酸化サプリのひとつなのだ。



【ガルシトリンHCA】
インド料理のスパイスとして使用されるガルシニアから抽出されるヒドロキシクエン酸は、糖質が脂肪に転換される際の酵素の一部を抑制することで、炭水化物由来の脂肪合成を抑制する。

フェヌグリークエキスとALAは、摂取炭水化物の筋肉への取り込みを最大限に増やすが、それでも溢れ出た余剰炭水化物が脂肪へと変換されるのを防止する最後の砦がこのHCAである。

後編-3へ続く



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