クリア2009年を代表するスポーツサプリメント第三位、HALEO「クリア」の解説後編です。

例え優秀な食品であったとしても、その摂取量や摂取時のコンディションによって、その体内利用率は変化します。もちろん、体質などによって、個人差があるのは想像可能でしょう。

HALEOのクリアは、胃腸のコンディショニング作用や他種類の消化酵素による消化促進作用を持つことで、摂取栄養素の吸収と利用をコンスタントにし、ある種身体作りの第四の才能と言える消化能力を再現する効果が期待できます。

身体作りや健康増進の条件とも言える消化吸収をクリアはどのように向上させるのかまとめてみましょう。

【STEP1 胃液の分泌を促す】

口から摂り入れたほとんどの食品は、胃酸によってある程度の分解を余儀なくされる。食品は消化器官で段階を経て低分子化していくことで、最終的に小腸で吸収される。

胃酸は第一段階の分解の役目を担い、胃酸の分泌が安定していれば、それだけ効率よく消化が進む。運動に取組む人の多くが気になるタンパク質は特に胃酸によって活性される消化酵素「ペプシン」による分解を必要とするので、タンパク質を多く摂取する人やタンパク質の体内利用率が気になる人は、胃酸は重要なポイントとなる。

クリアに配合されたショウガエキスは胃酸の分泌を促し、胃での消化をスムーズにする。クリアユーザーが経験する「胃が早くスッキリする」という現象はコレに起因するわけだ。

クリアは消化の第一段階を難なくクリアさせるパワーを持つが、もちろん、咀嚼やそれに伴う唾液の分泌にも注意しておくべきだ。



【STEP2 他種類の消化酵素配合による分解促進】

クリアに含まれるショウガエキスには、タンパク質を細かく分解するショウガプロテアーゼが多く含まれ、タンパク質の消化と体内利用率を高めるがそれだけではない。

クリアには、炭水化物や食物繊維、脂質、乳糖、そしてタンパク質分解酵素が複合的に配合されているのだ。

つまり、主役であるタンパク質だけでなく、他の三大栄養素の消化も促すので、食べた食品が無駄なく体内に取込まれやすくなる仕組みを持つ。



【STEP3 腸内環境のコンディショニング

食べ物は、消化器官によって低分子化されることで腸管から吸収されるが、実は腸管に共生するある種の細菌は各種栄養素の吸収を助けることが知られている。お腹の調子と良く言うが、これはほぼ腸内細菌叢バランスを直感的に示しているのだ。

腸内細菌叢のバランスが崩れていれば、大便の状態が悪いだけではなく、小腸の絨毛における栄養素の最終的な摂り込み率が低下してしまうのだ。

クリアは、従来の手法よりも先進的なシンバイオティクスが配合され、効率よく善玉細菌を増して、最終局面での栄養摂り込みを増加させるような設計となっている。



【STEP4 包括的コンディショニング

ストレスやピロリ菌、暴飲暴食などで第一の砦たる胃が荒れると、腸内細菌叢にも悪影響を及ぼす。また、腸内細菌叢のバランスが悪化すれば、免疫力が低下することも近年では広く知られるようになった。

免疫力が低下すると、胃が荒れやすくなるので、ますます悪循環に陥りやすく抜け出しにくいことが想像できるだろう。

クリアの主成分の一つであるシンバイオティクスは、腸内細菌叢バランスを改善し、免疫力を高める効果が期待できる。同時に主成分のショウガエキスは、胃の炎症を鎮める効果が高いハーブエキスでもあるので、胃の負担を減らすだけでなく胃壁のコンディショニングにも役立つのだ。

クリアは単純で一方通行一点集中的な作用ではなく、「胃⇔腸⇔免疫⇔消化吸収」という相関する仕組みそのものを改善する珍しいサプリメントである。

調子が悪い部分だけに着目する局所的対処法のみしか許容できないのなら薬屋の良いカモになるだけであるが、包括的なトータルコンディショニングができれば、健康と言う太い根が結果的に枝葉の生長を促進することを実感できるだろう。



タンパク質が足らない?どのプロテインが良い?

そんなことを言う前に誰でも避けて通ることができない毎日の3度の食事における各種栄養素の摂り込み率と堅牢な健康システムが身体を作るという事実についてもう一度考えてみるべきだ。

2009-4へ続く



【関連】
ウェブショップ「クリア
徹底解説「クリア
マスターの個人的基本サプリ「クリア
運動なしで体重アップ!

サプリ・オブ・ザ・イヤー 2009-1-前編
サプリ・オブ・ザ・イヤー 2009-1-中編
サプリ・オブ・ザ・イヤー 2009-1-後編
サプリ・オブ・ザ・イヤー 2009-2-前編
サプリ・オブ・ザ・イヤー 2009-2-後編
サプリ・オブ・ザ・イヤー 2009-3-前編
サプリ・オブ・ザ・イヤー 2009-3-後編
サプリ・オブ・ザ・イヤー 2009-4

サプリ・オブ・ザ・イヤー 2008
サプリ・オブ・ザ・イヤー 2007
サプリ・オブ・ザ・イヤー 2006