【ゼロから始める健康生活】 ＃9
睡眠マスター・快眠マスター栄養編-5（裏技編）-後編
睡眠の質の改善や健康増進には、専用サプリであるZMA系がオススメですが、オマケと呼ぶには失礼な快眠効果のオマケが付くスポーツサプリが存在します。
それがアナボリックサプリとして人気の高い「クレアボルシリーズ」や「マッハ6」なのです。
パフォーマンスや体組成改善の為にこれらのサプリを採用したユーザーの多くがそのサイクル中に深い睡眠を体験するという感想を持つようです。
その秘密は一体何なのか、探ってみましょう！
睡眠マスター・快眠マスター栄養編-5（裏技編）-後編
睡眠の質の改善や健康増進には、専用サプリであるZMA系がオススメですが、オマケと呼ぶには失礼な快眠効果のオマケが付くスポーツサプリが存在します。それがアナボリックサプリとして人気の高い「クレアボルシリーズ」や「マッハ6」なのです。
パフォーマンスや体組成改善の為にこれらのサプリを採用したユーザーの多くがそのサイクル中に深い睡眠を体験するという感想を持つようです。
その秘密は一体何なのか、探ってみましょう！
安眠快眠の裏番長「クレアボルシリーズ」＆「マッハ6」
〜脳機能維持やリラックスに〜-後編
神経が高ぶって、「イライラする」、「落ち着きがない」という状態は、一見興奮性の神経伝達物質過多によるものと考えられがちだ。
しかし、実は興奮を抑える抑制系の働きが悪いために興奮が収まらないケースも多いのだ。これには、遺伝的な問題が原因の場合もあるが、いずれにしても興奮を静める神経伝達物質の上手な活用によって、ある程度の改善が可能と言われている。
そのひとつがグリシンである。
グリシンは、非必須アミノ酸の一種であると同時に抑制性の神経伝達物質なのだ。
グリシンは神経の興奮を抑える働きを持つ神経伝達物質なので、リラックス状態や睡眠の深さに関係が高く、実験においてもグリシンの経口摂取によって睡眠の質が改善することが確認されている。
実際、日本においてもグリシンを利用した安眠用のサプリが販売されている。
その他に抑制系に関わりが強い神経伝達物質に、GABAが挙げられる。
やはりグリシンと同様に脳内GABAレベルとリラックス並びに安眠は大いに関係するので、GABAのサプリメントやそれを含有する機能性食品が販売されている。
興味深いことにGABAそのものを経口摂取するよりも、その合成を促すアルギニンやグルタミンを摂取した方が脳内のGABAレベルを大幅に高めるという研究結果がある。
つまり、アルギニンやグルタミンも鎮静作用が高い物質と言るのだ。
ここまで読めばオチが予測可能であるが、クレアボルシリーズは「アルギニン」、「グリシン」、「グルタミン」を主体とし、マッハ6は「アルギニン」を多く含むサプリメントである。
そして、それぞれの成分は経口摂取において、十分な価値のある含有量に設定されているので、睡眠やリラックスにおいて体感度が高いのは当然の帰結であろう。
睡眠の質改善の為だけにわざわざこれらのサプリを導入する必要は無い。もしも、サイクル中に睡眠の質が改善され、疑問が起こったときにこの話を思い出して欲しい。嬉しいプラスの副作用という物がこの世にはあるのだと。
＃10へ続く
【Ex】
人によっては困った副作用！？
【関連】
ゼロから始める健康生活 ＃1「普段の飲料水 冬2007-2008」 前編
ゼロから始める健康生活 ＃2「普段の飲料水 冬2007-2008」 後編
ゼロから始める健康生活 ＃3「睡眠マスター・快眠マスター」 番外編
ゼロから始める健康生活 ＃4「睡眠マスター・快眠マスター」 栄養編-1
ゼロから始める健康生活 ＃5「睡眠マスター・快眠マスター」 栄養編-2
ゼロから始める健康生活 ＃6「睡眠マスター・快眠マスター」 栄養編-3
ゼロから始める健康生活 ＃7「睡眠マスター・快眠マスター」 栄養編-4
ゼロから始める健康生活 ＃8「睡眠マスター・快眠マスター」 栄養編-5-前編
ゼロから始める健康生活 ＃9「睡眠マスター・快眠マスター」 栄養編-5-後編
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しかし、実は興奮を抑える抑制系の働きが悪いために興奮が収まらないケースも多いのだ。これには、遺伝的な問題が原因の場合もあるが、いずれにしても興奮を静める神経伝達物質の上手な活用によって、ある程度の改善が可能と言われている。
そのひとつがグリシンである。
グリシンは、非必須アミノ酸の一種であると同時に抑制性の神経伝達物質なのだ。
グリシンは神経の興奮を抑える働きを持つ神経伝達物質なので、リラックス状態や睡眠の深さに関係が高く、実験においてもグリシンの経口摂取によって睡眠の質が改善することが確認されている。
実際、日本においてもグリシンを利用した安眠用のサプリが販売されている。
その他に抑制系に関わりが強い神経伝達物質に、GABAが挙げられる。
やはりグリシンと同様に脳内GABAレベルとリラックス並びに安眠は大いに関係するので、GABAのサプリメントやそれを含有する機能性食品が販売されている。
興味深いことにGABAそのものを経口摂取するよりも、その合成を促すアルギニンやグルタミンを摂取した方が脳内のGABAレベルを大幅に高めるという研究結果がある。
つまり、アルギニンやグルタミンも鎮静作用が高い物質と言るのだ。
ここまで読めばオチが予測可能であるが、クレアボルシリーズは「アルギニン」、「グリシン」、「グルタミン」を主体とし、マッハ6は「アルギニン」を多く含むサプリメントである。
そして、それぞれの成分は経口摂取において、十分な価値のある含有量に設定されているので、睡眠やリラックスにおいて体感度が高いのは当然の帰結であろう。
睡眠の質改善の為だけにわざわざこれらのサプリを導入する必要は無い。もしも、サイクル中に睡眠の質が改善され、疑問が起こったときにこの話を思い出して欲しい。嬉しいプラスの副作用という物がこの世にはあるのだと。
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