「極真カラテで強くなるには?」
Part.3 私説 補強論


押忍!極真カラテの松岡です。

今回は、補強運動について私見を述べてみたいと思います。

最大筋力や体重アップのためには、高い負荷を掛けたウエイトトレーニングが効果的で重要であることは言うまでもありません。

しかし、あくまで目標は、極真カラテの試合で勝つこと、相手を倒すことです。

であるとすれば、ウエイトで高重量を挙げることと空手で強いということは、必ずしもイコールではありません。



よく「高い負荷を掛けることが出来ないから」「高回数こなしてキツイわりに効果が無いから」などという理由で、上級者には忌避されがちな補強運動ですが、本当に強くなりたい人には、故・大山総裁の以下のような言葉に、強くなるためのヒントが隠されているように思います(私などが言うのも何ですが・・・)。

「キミィ、バーベルを使った他力本願の稽古よりも、自力本願の稽古をしなさい」

これは、バーベルなどを使ったウエイトトレーニングをしなくても良いというわけではなく(ここを勘違いする人が多いと思います)、ウエイトも真剣に勉強して取り組むことはもちろん、それ以上に自分の体を使った補強を、コツコツと長い年月やることが大切ということです。

例えば、腕立て伏せ50回3セットを毎日行うとします(慣れてくれば、負荷を掛けるなり回数を増やすなりしていきます)。毎日と聞くと、「超回復の原則」からはかけ離れていますので、逆効果なのでは?と思いがちですが、これくらいの強度だと筋肉に対する負荷はそんなに高くありませんので、毎日のように行っても大丈夫です。

力仕事の大工さんが、毎日重労働をしているのに筋肉が萎縮せず、逆に筋骨隆々になっていくのと同じです。

また、ある程度の高回数の補強を高頻度で行うことで(あまりセット数を多くし過ぎたりすると、筋肉に対する負荷が高くなり過ぎますので、毎日行うのなら疲れが溜まり過ぎない程の負荷で止めなければなりませんが)、筋肉は無駄な力が抜けてくるようになります。

例えるなら、(以下、月替りパスワード入力で、続きをお読みいただけます)

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