時短トレ鉄則2「ウォームアップは素早く-後編」

最高のパフォーマンスを発揮するには、直腸温度を38.7℃まで高めるべし

ジムに通う場合、そのジム内やそこへ辿り着く過程においてウォーミングアップが可能ですが、家トレの場合はどうしたものでしょうか?

後編たる今回は、家トレの場合の時短ウォームアップについて考えてみましょう!

「家トレやねん」

家トレの場合、移動などの一見無駄そうな隙間時間がないので、ウォーミングアップが面倒に思えます。

まず、ウォーミングアップに時間を割く場合、エアロバイクがないと仮定すれば、近所をスピードウォーキングやパワーウォーキング、あるいはジョギングするのが第一候補かも知れません。

ただ、家から出ると何かと時間を取られるので、次にホームジム内でのウォーミングアップについて考えてみます。

一番無難なのは、比較的高回数の自重でのフルスクワットを複数セットこなすことです。身体が温まるだけでなく、脚の筋肉によるミルキングアクションが下半身にたまった血液を押し上げて全身の血流を高めてくれので、運動前の予備動作として一石二鳥です。

また、腹筋運動も血流を高めてくれるので、これでも良いです。



最後に家トレでウォームアップに時間を割くのが惜しい、まどろっこしい人の対策を二つほど考えてみます。

ひとつは、その日のルーティンの第一種目やメイン種目そのものをウォームアップとして行うということです。

つまり、動作確認やピラミッド法などで行うウエイトトレーニング動作の為のウォーミングアップそのものを少しだけやり込むことで、体温と血流を高めるという方法です。ウエイトトレーニング自体がウォーミングアップという捉え方です。


もう一つは、結果的に体温と全身の血流が高まっていれば良いという発想です。

家トレならではの方法、それは「お風呂に入ってからトレーニングする!」です。

熱いシャワーや入浴によって、体温と血流をお手軽かつ短時間で高めることが可能です。もちろん、筋肉だけでなく関節の調子も良くなります。

疲れがとれるので、仕事を終えた帰宅後にトレーニングする人にオススメできます。

帰宅後にプレワークアウトサプリを摂取してから、熱いシャワーを15分ほど浴びてトレーニングを開始すれば、ちょうどトレーニングを開始したころに標的栄養素が血流に乗って絶好調この上なしです。



やっぱり実践

現在のマスターは、午前中にトレーニングへ行きますが、ほぼ毎日欠かさない朝風呂が非常に役に立っています。

朝風呂に入らない日に比べると、トレ開始直後からの発汗は元より、関節の滑りや安定感が全く違うので、トータルでの朝風呂の日のトレーニングクオリティは全く別物になっているはずです。

#5へ続く



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