校長先生は、
「家に帰るまでがバス旅行!」
とよく言ったもので、その逆もまた然りみたいな話。



8月○日
実家に電話をかけた。

「あ、お母さん?クーラー代ケチって、熱中症で死んでないか電話した訳よ!」

生存確認!
(王大人略)



8月×日
早朝5時半。
ご近所の奥さんが救急車で運ばれた。

どうやら熱中症だったらしい。

ウチの周りのご年配の方々は、日中に庭仕事をやるような無謀なことはしない。
日差しが弱い朝の6時くらいまでに、草刈りなどの作業を終えている。

手段や手法は完璧であっても事故は起こるように思えた。

8月△日
午前中、トラックへ走りに行った。

受付で気をつけて下さいと言われたが、自分は準備万端。
水分たっぷり持参しているし、超短時間トレだから大丈夫!

100mを3本ほど走った時点で、心拍や血圧が戻らないことに気がついた。

日陰に戻って長めの休憩をとって走るも5本目には、吐き気をもよおすほどに体調が悪化。

運動で吐き気なんて高校生以来。しかも十分なインターバルを取りながらの短距離でそれが起こるなど考えられない。

これを乗り越えてトレーニングを続けてこそゲインを得られるのでは?ていうか、まだ使用料の元とってないしと思ったけど、野生の勘で早々に引き上げることにした。

で帰りながら、あれ以上やっていたら、車の運転もままならなかった事に気がつく。

スポクラの張り紙に
「体調が悪いときは運動をやめる勇気を持って下さい」
って書いてあり、その通りだと思っていたけど、自分で判定するのは案外難しい物だと思った。

結局、必殺の昼寝で治ったけど、軽い熱中症だったのかも知れない。



さて、これらの経験から一体何を思ったのかというと、
「クラブ活動中の熱中症対策ってのは家から始まっている!」
と言うことです。

何故そう言えるのかというのを皆さんも考えてみて下さい。

後編へ続く



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