ジムへ通うべきか否か?ジム通いを続けるか否か?-8 基本編-6

Q:フィットネスに関係のない話でサプリ塾を知りましたが、毎日読んでいる内にトレーニングを始めようと思い至りました。そこで、近所のスポーツクラブに通うか、家でのホームトレーニングにするか悩んでいます。


基本編6
「ジムへ通い続けるべきか迷った場合-5」
〜本来、誰が優遇されるべきか?〜

ある程度の費用を要するスポーツクラブやジムなどに通わなくても身体を発達させる事ができる人や十分に予算がある人がそれらに求めるのは、インフラなどのハードウエアではなく、実のところ以下のようなソフトウエアなのではないでしょうか?

・精神的刺激、視覚的刺激
・モチベーション
・情報
・癒し

そして、これらを生み出すのがそこに集いし「人」なのです。



ところが最近の安めのスポクラを覗いてみると、高齢化社会に媚びた料金体系の会員システムの影響で、ほとんどが高齢者です。

表面上の売り上げの体裁を保つなら、これからも母体数が多くなる一方の高齢者を優遇する方が良いのかも知れません。

しかし、物販や有料プログラム、生涯通い続ける年数、その子供(スイミング)などを考慮に入れた利益率や長期的潜在的な利益を加味すると、力を入れるべきターゲット層は違ってくるはずです。

長い年月にわたって、スポーツクラブに利益をもたらすのは誰か?

その辺をあまり考慮に入れていないような方針の老人優遇クラブは、高い利益率を生むであろう層の退会率が高くなり、そろそろ、その悪循環で身が重くなってきているはずです。



老人ホームの運動ルームの様相を呈するご老人優待クラブの雰囲気やマナーの悪は、最初に挙げた目的意識が高い人や予算がある人が求めるソフトウェアの条件を満たしません。

ハードウエアが貧弱すぎるのもいただけませんが、ソフトウェアがストレスになるようなスポクラであれば、やはりコンセプトが違う所へ移るか腹を括って退会するしかないでしょう。

#9へ続く



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