「オフサイクル応用編-2」

前回は、

・減量期間を終えたけど、体脂肪は絶対に増やしたくない。

・サーモジェニックオフ期間中でも、大きく改善したい

これらのような目的の元、比較的クリーンあるいはマイルドにコントロールされた食事を続けている場合に有効なオプショナルサプリの組合わせを紹介した。



今回は、同じ目的を持ちつつも、

・特にカロリー制限や食事管理をしない

・炭水化物をしっかりと摂取する

・練習量を増やしたい、激しく運動する、スタミナアップ

といった食事環境や運動プログラムに適したオプショナルサプリのスタックを考えてみよう。

【GCS750とマッハ6を組み合わせるた『太らずにバルクアップスタック』】

バルク&リーンGCS750は、減量中であれ増量中であれ、炭水化物摂取量をあまり制限しない場合には必須のファットコントロールサプリである。

食事から摂り入れた炭水化物を可能な限りグリコーゲンとして蓄積する目的を持つサプリメントなので、必要以上に摂取しがちな炭水化物の余剰による体脂肪の合成を抑制してくれる働きが期待できるのだ。

この作用は、一般的である穏やかなアプローチの減量期には非常に有難い作用であるが、同様にサーモジェニックスのオフサイクル中や増量期においても、体脂肪率のコントロールに利用できる。

つまり、オフサイクル中や他のサイクル期間において、炭水化物やカロリー制限を設けていない場合に体脂肪をつけなくないのであれば、GCS750は必携のサプリとなるわけだ。



マッハ6もまたALAに加えて最近ではお馴染みとなったシニュリンPFが配合されている為、摂取された炭水化物からの体脂肪合成を予防してくれる嬉しい作用が高い。

そして、カロリー制限されていない食事環境において、体脂肪の合成を抑制することも大切であるが、この場合、成長に十分なカロリーと栄養素が満たされている点にこそ着目したい。

つまり、カロリー制限されていない食事環境は脂肪がつきやすい反面、筋肉が発達しやすくもあるので、筋合成促進のスイッチを入れると同時に摂り入れた各種栄養素の筋肉への導引を高めてくれるマッハ6を採用すべきなのだ。



「二種類の栄養分配サプリの相乗効果」

GCS750とマッハ6の組合わせは、ALAの成分が若干ながら被りはするが、それぞれ異なる経路とメカニズムによって、体脂肪合成抑制効果と筋肉への栄養分配強化作用を持つ。

このため、制限を設けない食事管理の元であっても、体脂肪の合成が起こりにくく、尚且つその栄養分配作用から筋量が増加しやすいために、体脂肪率自体は減少しやすくなるのだ。

また、この組合わせは、運動中のエネルギー源である筋中グリコーゲンをMAXまで高めてくれるので、タンクにエネルギーが満タンとなった身体条件に見合った練習や専用ウエイトトレーニングプログラムを課すべきである。

#11へ続く



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