・栄養補給では追いつかない激しい過ぎるトレーニング。あるいは、ケアなきトレーニング。

・食事と食事の間が空いたりすることで、空腹時間が長く続く為に起こる低血糖。

・仕事上、身体を絶え間なく動かす。

これらによって、昂進する無駄で不必要な筋分解を極力抑えることができれば、世間一般に啓蒙(洗脳)されているような「タンパク質!×タンパク質!」なんて言わずに普通の食事だけで、ゲインは十二分に可能です。

タンパク質摂取量ばかり追い求める必然性はありませんが、上記の話に似て3度の食事においてある程度タンパク質補給が達成できていれば、プロテインの必然性も薄れてくるはずです。

そんな訳で、筋分解のシャットアウトこそ最優先されるべきですが、3度の食事においてある程度のタンパク質補給を目指すのも未だに重要(※)ではあります。

先日、スーパーのフードコートで、遅めの朝食にケンタッキーフライドチキンを食べながら、他のお店のメニューを観察していました。

そこで、目に留まったのは、「すき家」のメニュー。
ぱっと見ー結構高タンパクなメニューが多いようです。

私的な話になりますが、どんなお店でもオーダーしてから料理が届くまでメニューとにらめっこするのが好きなんです。

「もしも、次があれば、次回は何を注文しようかな〜」っと、シミュレーションする訳です。

実は、すき家系を食べたことがないのですが、もしも自分が食べるならどれにしようかと、チキンフィレサンドのマヨネーズで年甲斐なく口を汚しながら考えます。



・炭火焼き鳥丼丼なんて、タンパク質多そうだな〜

・いや、牛丼系が安いから、単純に牛丼を大盛りにした方が値段当りのタンパク質多くね?

・ネギ玉丼なんか、ちょっとバランス良くない?

・いやいや、牛丼とカレーが合体した「牛あいがけカレー」が最強?


色々と想像しながらお店を後にし、ネットで栄養分析表を調べていたら、どれもワンコイン以下で30g以上のタンパク質を含んでいました。

もちろん、大抵の食品分析は、アミノ酸スコアを無視しているので、お米や野菜、タレに含まれる不完全なタンパク質までカウントされているので、鵜呑みには出来ませんが、それにしても一昔前からは考えられない凄い時代だと思います。

と言うわけで、フードコートで燃料補給をする場合で、タンパク質補給を追い求めるのなら、上記のメニューが良いかも知れません。



で、最後に全く関係ない余談ですが、件のお店の新メニューに「豚しょうが焼き定食」と言うのがあって、やっぱコレかなぁ〜と思ったのですが、値段を見てアレレ?

280円で牛丼の並盛りが食べられて、500円あればお腹一杯になるはずのお店の中で、ひときわ目立つしょうが焼き定食の680円という価格(※2)。

この分野で一番売れている大企業の判断なのだから「良い悪いではなく意味がある」のかも知れないけど、世の中、自分にはわからないことが多すぎるなぁと思いました。

※ ただし、近年の研究によれば、量を追求するよりも消化吸収に留意する方が効率的

※2 マクドナルドのハイロウミックスの真似!?



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