ジムへ通うべきか否か?ジム通いを続けるか否か?-4 基本編-2

Q:フィットネスに関係のない話でサプリ塾を知りましたが、毎日読んでいる内にトレーニングを始めようと思い至りました。そこで、近所のスポーツクラブに通うか、家でのホームトレーニングにするか悩んでいます。


基本編2
「ジムへ通い続けるべきか迷った場合-1」

多少金額に差はあっても、インプルーブ到達の短縮という時間をお金で買えるなら、少しでも設備の良い施設に通うべきです。

良い環境や設備、最新のマシンによるトレーニングは、かゆいところにも手が届きやすく、成長の時間を短縮できる可能性が高いからです。

ただし、ある程度の年数のトレーニング経験を重ねた場合、それほどにインフラは重要でなくなってくるので、是が非でも良いスポーツクラブへ通う必要がある訳ではありません。

身体がある程度まで発達してしまうと、マシントレーニングでは負荷が足らなくなることが多くなります。一番下にピンを刺す「フルスッタク」の強度ですら、メインセットやメイン種目に適さなくなってきます

そこで、メイン種目になるのは結局の所、バーベルやダンベル、あるいは自身に加重したフリーウエイトトレーニングになります。

また、かゆいところにも手が届く、最新マシンは一部の筋肉だけをピンポイントで鍛えたい場合や弱点克服的アプローチトレにおいては便利だと思います。

ですが競技やファンスポーツ、日常生活におけるパフォーマンス改善を目的とした場合、ピンポイント鍛錬がほとんど意味がないことに経験を積めば気がつきます。



ある程度の経験とそれによるゲインを得ている場合、トレーニングの目的が単純に身体を発達させる事やパフォーマンスアップであるならば、ほぼフリーウエイトトレーニングでカバーでき、強度的にはフリーウエイトしかあり得ないのです(※)。

高インフラやジム通いは、鍛錬者の必須条件ではないので、フリーウエイトがある環境なら公営ジムや体育館、家でのホームトレーニングで十分と言えるでしょう。

つまり、今現在のジム通いをどいすべきか迷った場合、強度という視点を入れてから考えれば、どうすべきかの選択肢や優先順位付けしやすくなると思います。

※ 例えばアスリート自称するなら、内転筋トレのアダクタ−の強度如きで悩んで欲しくないものです

#5へ続く



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