【イントロダクション】

日本では関節が痛い!と外科医に行くと、初診では未だに湿布を張られることしばしばです。
そして、帰りに抗炎症剤や鎮痛剤のお土産をモッチャリ持たされます。

湿布も薬も痛みの伝達を抑制する物質であって、根本的に関節が治っていません。

「先生、雑誌でグルコサミンがいいって読んだのですが?」
「軟骨は再生しないの!食品で軟骨が再生するわけないでしょ?」


と言う問答が日本では起こりますが、西洋では関節痛には軟骨再生促進目的でグルコサミンが処方されます。

この違いを分析しはじめると、利権などの全く別の問題となってしまうので、省略しますが、兎も角、現状では「知らない方が悪い」とニヒルに判断せざるを得ません。

結論が出たところで、疑問に思うのは、件の先生の膝が痛くなった時、先生はどうしているのでしょうか?

続けるとプラスよりもマイナスの方が大きいかも知れない薬を使用するのでしょうか?・・・何て嫌みを言うまでもなく、自分はちゃっかりグルコサミンを飲んでると思います。

【シニアの現状に一石を投じる・・・のは無理!?】

シニア市場は100兆円と言われ、今後、この層の人達を如何に自分のビジネスに絡ませるかが重要と専門書の多くは説きます。

サプリ塾でも「ポジティブシニア」向けに新カテゴリを創設しようかと思っていましたが、よくよく考えればチョット無理がありました。

総合病院へ行ってみると、ぱっとみーその9割がご老人です。

彼らは有り余る時間に任せて、朝一から出張りーの並びーのひたすら待ちーのした挙げ句、処方された丼山盛りの有り難い薬を抱えて帰って行きます。死ぬまで繰り返されるであろうそのルーティンを端から見れば、お医者さん大好き。薬大好き。

病院にさえ通えば必ず治るという「医療信仰」があるように思えてなりません。

市場が大きいと行っても、自身の自然治癒力を伸ばして自分自身で自分を治す、同時に病気を未然に防ぐ事が健康維持の要であるという真理に到達する人が何パーセントいることでしょうか?

その中で、大衆向けではい最新高級サプリメントの有用性に気がついている人、逆にいくら払っても良いのでホンモノが欲しい人、さらにその中で常時ネットに接続し情報の取捨選択を行っている人、そしてそんなポジティブなシニアがサプリ塾へ辿り付く確率は?

あ、あまつさえ辿りついてもデザインの都合上、サプリ塾の字が小さいから読めないかも!?※

そう考えると、シニア層向けに時間的労力的コストかけるより、現行現状を大切にする方が良いかなと言う判断に至りました。

そこで、現行現状の読者層向けの役立つ話ができないものかと考えました。

※ 本当は、もっと文字を大きくしたいけど、デザインの制約上できない

後編へ続く



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