2009年のスポーツサプリ大賞に輝いたHALEO「ハイパードライブV2」の解説後編です。
現在も「日本唯一のプレワークアウト専用サプリ」と呼べるハイパードライブV2ですが、他の追随を許さない豪華な基本成分で構成されているだけでなく、モデルチェンジの際に様々なヴァージョンアップが計られています。
今回は、ヴァージョンアップに際して採用された新成分やその改良による効果を探ってみましょう。
現在も「日本唯一のプレワークアウト専用サプリ」と呼べるハイパードライブV2ですが、他の追随を許さない豪華な基本成分で構成されているだけでなく、モデルチェンジの際に様々なヴァージョンアップが計られています。
今回は、ヴァージョンアップに際して採用された新成分やその改良による効果を探ってみましょう。
【トレーニング前に何を飲むべきか?:応用編】
トレーニング前には、EAAを6g以上摂取できればひとまず合格であるが、トレーニング後のカタボリズムを抑制しアナボリズムを維持するには、フォスファチジルセリンがあった方が良い。
そして、欲を言えば血流ブレンドや更にアナボリズムの昂進を確実にするものを加えたい。
日本唯一のプレワークアウトサプリの独占的地位に胡座をかくことなく、上記必須条件と妥協を許さない更なる要求に応え、最新の成分と理論によってアップデートされたのが現ハイパードライブなのだ。
「ロイシン強化:2,440mg」
EAAの成分のひとつロイシンは、今日では数多くのアミノ酸の中で最も筋合成を刺激するアミノ酸であると言われている。
考えてもみれば、DNAが筋合成の指令を発するのに一々全血中アミノ酸濃度を測定したり、筋合成に必要のない非必須アミノ酸をスカウトするような効率の悪い作業をするばずがない。筋合成に必要なごく少数(あるいはただ一つ)のアミノ酸だけをモニターすれば良いのだ。
その中でも筋合成の強いシグナルとなる重要な指令物質がロイシンなのだ。
ハイパードライブV2は、ロイシンの含有量を旧ハイパードライブの2倍に増強することで、より強い筋合成刺激と筋分解抑制効果を発揮できるようにヴァージョンアップされた。
「緑茶抽出物(EGCG高含有):400mg」
V2へヴァージョンアップを果たした現ハイパードライブには、新たにEGCGを多く含む緑茶エキス400mgが含まれている。
EGCGは第一にまず健康サプリであるが、その働きは多岐にわたって高い効果を発揮するので、スポーツサプリにおけるBCAAのような存在であり、健康サプリ系なら魚油に次ぐトップスターと言えるだろう。
ハイパードライブにおけるEGCGの主な働きは、血管収縮物質を抑制することで末梢の血液循環を促す血流促進作用である。これがアルギニンとシトルリンのブレンドと相乗することで、よりいっそう高い筋肉への血流と栄養素の流入が期待できる。
EGCGはまた、興奮性のホルモンに頼らずに体脂肪の燃焼を促すので、血流効果と相まってエクササイズ中のエネルギー源として脂肪酸を動員しやすくしてくれるだろう。
そして、EGCGは高い抗酸化力を持つ老化防止栄養素として知られ、実際にも抗酸化専用サプリとして単体で製品化されているが、ハイパードライブに配合された緑茶エキスの用量400mgには十分な抗酸化作用が期待できるので、運動による活性酸素の発生やそれによる老化が気になる方には見逃せない要素だろう。
【本当のコストパフォーマンスを教えてくれるプロダクト】
ハイパードライブV2の理屈と成分、そして品質はサプリマニアからすれば、涎が出るような構成だ。V2はマニアが飛びつくようなコストパフォーマンスを持つのだ。
コスパ?ハイパードライブV2は、僕にはちょっと高く見えるんだけど。
ひょっとしたら、そう思う人もいるかも知れない。
それぞれの成分を個別に買い揃えてみれば判ることだが、V2の成分全てを単品で集めると、V2よりも遙かに高く付くはずだ。
あまつさえ、全ての成分と容量を安く買い揃える事ができても、V2のような体感や効果はもたらされないだろう。何故なら、ハイパードライブV2のような有効成分含有量が規格化され保証されたブランド成分の数々は、容易に手に入らないからだ。
パフォーマンスという言葉を理解した上で、コストパフォーマンスという言葉を使用するならば、ハイパードライブV2こそ最もコストパフォーマンスの高いプロダクトのひとつなのだ。
【トレーニングを行う全ての人に】
上に書いた通り、ハイパードライブV2はマニアや上級者には説明もセールストークも本来は不要のサプリなのだ。彼らの興味は既に手元にあるV2ではなく、いつV3が登場するかどうかであり、それをひたすら待ち焦がれているのが現状だろう。
実のところ、ハイパードライブV2に対する理解が本当に必要なのは、何をいつ、どれだけ飲んで良いのか全くわからない初心者と「自分がこれまで取り組んで来た結果」に満足していない中級者達である。
ハイパードライブV2には、誰でも迷わずに必要な成分が配合され、コンセプトも明確。最も重要な栄養補給のタイミングであるトレーニング前専用である。
ハイパードライブV2は、「何でもかんでもプロテイン!」と言う一般常識に疑問を持ち始めた人や植え付けられた固定観念から脱却する力を持つ人達に「超回復の快感」や「現代スポーツサプリメントの醍醐味」を初めて教えてくれるきっかけとなるだろう。
2009-2-前編へ続く
※ 一般的セオリーと製品の性質上、トレーニング前の栄養補給が重要と強調しています。それ自体に何ら間違いはありませんが、サプリ塾的にはトレ最中、そして日常生活における筋分解抑制が最も重要な要素と位置付けています。
【関連】
ウェブショップ「ハイパードライブV2」
ウェブショップ「ハイパードライブV2(大)+トラベルパック」
徹底解説「ハイパードライブV2」
伝説の銘品「ハイパードライブエナジー」&「モニターレポート」
旧ハイパードライブ総括
トレ前の栄養補給アレコレ
筋分解抑制優先法
サプリ・オブ・ザ・イヤー 2009-1-前編
サプリ・オブ・ザ・イヤー 2009-1-中編
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サプリ・オブ・ザ・イヤー 2009-2-前編
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サプリ・オブ・ザ・イヤー 2006
トレーニング前には、EAAを6g以上摂取できればひとまず合格であるが、トレーニング後のカタボリズムを抑制しアナボリズムを維持するには、フォスファチジルセリンがあった方が良い。
そして、欲を言えば血流ブレンドや更にアナボリズムの昂進を確実にするものを加えたい。
日本唯一のプレワークアウトサプリの独占的地位に胡座をかくことなく、上記必須条件と妥協を許さない更なる要求に応え、最新の成分と理論によってアップデートされたのが現ハイパードライブなのだ。
「ロイシン強化:2,440mg」
EAAの成分のひとつロイシンは、今日では数多くのアミノ酸の中で最も筋合成を刺激するアミノ酸であると言われている。
考えてもみれば、DNAが筋合成の指令を発するのに一々全血中アミノ酸濃度を測定したり、筋合成に必要のない非必須アミノ酸をスカウトするような効率の悪い作業をするばずがない。筋合成に必要なごく少数(あるいはただ一つ)のアミノ酸だけをモニターすれば良いのだ。
その中でも筋合成の強いシグナルとなる重要な指令物質がロイシンなのだ。
ハイパードライブV2は、ロイシンの含有量を旧ハイパードライブの2倍に増強することで、より強い筋合成刺激と筋分解抑制効果を発揮できるようにヴァージョンアップされた。
「緑茶抽出物(EGCG高含有):400mg」
V2へヴァージョンアップを果たした現ハイパードライブには、新たにEGCGを多く含む緑茶エキス400mgが含まれている。
EGCGは第一にまず健康サプリであるが、その働きは多岐にわたって高い効果を発揮するので、スポーツサプリにおけるBCAAのような存在であり、健康サプリ系なら魚油に次ぐトップスターと言えるだろう。
ハイパードライブにおけるEGCGの主な働きは、血管収縮物質を抑制することで末梢の血液循環を促す血流促進作用である。これがアルギニンとシトルリンのブレンドと相乗することで、よりいっそう高い筋肉への血流と栄養素の流入が期待できる。
EGCGはまた、興奮性のホルモンに頼らずに体脂肪の燃焼を促すので、血流効果と相まってエクササイズ中のエネルギー源として脂肪酸を動員しやすくしてくれるだろう。
そして、EGCGは高い抗酸化力を持つ老化防止栄養素として知られ、実際にも抗酸化専用サプリとして単体で製品化されているが、ハイパードライブに配合された緑茶エキスの用量400mgには十分な抗酸化作用が期待できるので、運動による活性酸素の発生やそれによる老化が気になる方には見逃せない要素だろう。
【本当のコストパフォーマンスを教えてくれるプロダクト】
ハイパードライブV2の理屈と成分、そして品質はサプリマニアからすれば、涎が出るような構成だ。V2はマニアが飛びつくようなコストパフォーマンスを持つのだ。
コスパ?ハイパードライブV2は、僕にはちょっと高く見えるんだけど。
ひょっとしたら、そう思う人もいるかも知れない。
それぞれの成分を個別に買い揃えてみれば判ることだが、V2の成分全てを単品で集めると、V2よりも遙かに高く付くはずだ。
あまつさえ、全ての成分と容量を安く買い揃える事ができても、V2のような体感や効果はもたらされないだろう。何故なら、ハイパードライブV2のような有効成分含有量が規格化され保証されたブランド成分の数々は、容易に手に入らないからだ。
パフォーマンスという言葉を理解した上で、コストパフォーマンスという言葉を使用するならば、ハイパードライブV2こそ最もコストパフォーマンスの高いプロダクトのひとつなのだ。
【トレーニングを行う全ての人に】
上に書いた通り、ハイパードライブV2はマニアや上級者には説明もセールストークも本来は不要のサプリなのだ。彼らの興味は既に手元にあるV2ではなく、いつV3が登場するかどうかであり、それをひたすら待ち焦がれているのが現状だろう。
実のところ、ハイパードライブV2に対する理解が本当に必要なのは、何をいつ、どれだけ飲んで良いのか全くわからない初心者と「自分がこれまで取り組んで来た結果」に満足していない中級者達である。
ハイパードライブV2には、誰でも迷わずに必要な成分が配合され、コンセプトも明確。最も重要な栄養補給のタイミングであるトレーニング前専用である。
ハイパードライブV2は、「何でもかんでもプロテイン!」と言う一般常識に疑問を持ち始めた人や植え付けられた固定観念から脱却する力を持つ人達に「超回復の快感」や「現代スポーツサプリメントの醍醐味」を初めて教えてくれるきっかけとなるだろう。
2009-2-前編へ続く
※ 一般的セオリーと製品の性質上、トレーニング前の栄養補給が重要と強調しています。それ自体に何ら間違いはありませんが、サプリ塾的にはトレ最中、そして日常生活における筋分解抑制が最も重要な要素と位置付けています。
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