イントロダクション
2009年11月21日(土)


早々にサプマスを早閉めして、子供と遊園地へ行く途中にたまたま通りかかった芸術祭「神戸ビエンナーレ」へ入場。気まぐれで入れるほど安くはない入場料であったが、野外施設なので寒かった。

会場内でアルコールを売っているのを発見。
ウイスキーもワンコインで飲めるので、ワンフィンガーほど舐めれば、暖まるだろう。

500円払うと、
「ロックですよねっ♪」と有無を言わさぬ勢いでお姉ちゃんは、透明のカップになみなみとウイスキーを注いだ。トリプルってレベルじゃねーぞ!有難迷惑なサービスをニコニコしながら受け入れた。

・・・と、見た目で「飲めそう」に判断されることしばしばであるが、マスターは日本人に多い上戸と下戸の中間タイプ。すなわち飲めないことはないが少ししか飲めないタイプなのだ。

あるある!?しかし、マスターの友人達は尽く酒豪の類であり、いつもキッチリとお相手しきれない事を友として申し訳なく思うと同時にとある疑問がつきまとう。

「めっぽう酒が強いってのに何でビールばっかりヤネン?」

マスターの経験上、酒豪に限って必ず大のビール党なのだ。
もっと度数の高いお酒の方が向いてるんじゃないの?ビールばかりだと高くつかない?

何故にコストパフォーマンスが悪そうなビールなのか尋ねると、
「ビールで酔う事はないが、気分が少し楽になるのが好きだから」
とのこと。

「飲んだら酔うのみ」というデジタルな経験しかないので、酔わずに気分だけが楽になると言う感覚が理解できず、また、羨ましくもあった。

本編「最近はこんな感じ:悪癖その1」

ここ1年くらいは、糖質ゼロの「麒麟淡麗0」と言う発泡酒を帰宅後に飲んでいた。

アルコール代謝には糖質が必ず必要なので、糖質を完全にカットしたお酒ってのは肝毒性から鑑みるといかがなもんよ?って考えなのに糖質ゼロを選ぶ矛盾。

・・・その理由は、この製品の「アルコール度数3%」にあるかも知れない。

普通のビールや発泡酒に比べ、2%チョイ低いくらいで何故にそこまで差が出るか全くわからない(※)が、このアルコール度数3%の発泡酒だと酒に弱いマスターでも酔わないのだ。

「麒麟淡麗0」をもってしてついに、酔っぱらわず顔も赤くならずに「気分だけが少しだけ軽くなる」という体験をした訳だ。

酔わずに気分だけが軽くなると言う「気持ちがホッ」現象にマスターはハマッタ!!

何故だ?酒は酔うためのもではなかったのか?酔えなくていいのか?
以前は、思っていたがこのホッとする現象は、気持ちの切り替えに丁度良いのだ。

仕事を終えて、電車の乗り継ぎを経て帰宅した時、硬直気味の仕事&通勤モードからのスイッチを切ってくれる効果があり、新たな気持ちで帰宅後の生活をこなすことが可能になる。

ただ、リラックスしてご飯を食べた後、上戸の人のように何杯も何杯も飲むのが勿体ないので、結局は「酔う為に」アルコール度数の高い酒を飲むようになり、結果的に体内に取り入れるアルコールの総量が増えたって話。

ちゃんちゃん。

※ 麦由来のアレルゲンが少ない等の可能性もある

2010-2へ続く



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