本編-6

Q:リーマンショック後の残業禁止から一転、嬉しい事に仕事が超忙しくなりました。その反面、トレーニング頻度は週1以下です。こんな状態でもサプリは飲んだ方が良いでしょうか?

・トレーニング頻度が低くなってしまった
・トレーニングにしばらく行けなくなってしまった
・厳しい減量、急な減量

経験的観察的には、一般的で多くの人に人気のある「高回数高セット高ボリュームのパンプ感重視で、一部位に対する刺激が週3以上」と言うトレーニングを行っている場合、上のような状況に陥るとたちどころに筋量低下が起こってしまうように思えます。

「その筋量・・・、毎日のトレーニングで単にパンプしてるだけチャウン?」と言うような筋肉は、科学的根拠はありませんが、「災害」に弱い気がします。

低頻度、超低頻度、あるいは「できない」と言う状況下でも、筋量が残る身体を作るには、その逆の手法でトレーニングを行えば良いのではないでしょうか?



残る筋肉トレ-まとめ-前編

低頻度、超低頻度、あるいは「トレできない」などの状況下でも筋量を失わないトレーニングの方向性とは?

・サテライト細胞刺激による筋線維増殖を目指す

・サテライト細胞刺激による細胞核増殖を目指す

・テストステロンが取り付く受容体数の増加を目指す

もしも、これらの目的が見事に達成されれば、チョットやそっとのブランクでは、筋量を失い難く、また、トレーニングを再開したら筋量を取り戻しやすいと言う性質の筋肉を手にする事ができるでしょう。



個人的には、「筋肉の質」とか「体質改善」という言葉を安易に使うのはあまり好きではありませんが、上のような意味での「筋肉の質」の違いはあり得ると思います。

そして、その「改善」はキッチリと方向性を見定めたトレーニングと実践栄養学によって可能と言えるでしょう。

超高頻度の方!
方向性やコンセプトの「ロックオン」、できてますか?

#10 まとめ-後編へ続く



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