1月17日(日)夜
女子三段跳の清瀬選手から、オフシーズン後半用のオーダーを頂いた。

それまでに、清瀬選手や専属コーチの川阪トレーナーと何度か綿密なやりとりをして、厳選した物をチョイス。

これらの判断材料は、アスリート座談会本日の住谷師範におけるトップアスリートからのフィードバックに加え、清瀬選手の後輩であるトラック競技者数名のフィードバックを織り交ぜ渾然一体となった最新実践栄養学である。

選択の基準となるのは、この話女性アスリートの筋肉増強法2009-2010

そんな感じで、トップクラス女子選手が安全かつ確実に筋量増加を果たすための実践栄養学を踏襲した具体的サプリメンテーションの紹介。

【基本サプリ】
C3X-SCC3X-SC
基本的にBCAAサプリは、ウエイトトレーニングやフィジカルトレーニング、普段の練習の前から最中にかけて切らさずに摂取するサプリメントだ。

その最大の目的は、あらゆる運動時に起こる筋分解を抑制する事にある。筋肉を付けたいのなら、何はともあれ先に筋分解による筋肉の喪失を免れないといけないからだ。

筋分解抑制は、一定のスパンで観測すれば結果的に十分な筋量増加が見込めるが、BCAAの短期的な効果の醍醐味は、そのパフォーマンス改善効果にある。

十分な容量のBCAAは、主観的及び客観的疲労を抑制し、筋持久力の改善と著しい疲労回復作用を発揮するので、練習の質が向上するだけでなく、本番においてもパフォーマンスが向上するのだ。



【瞬発力系シーズンサプリ】
瞬発力系オンシーズンクレアボル
瞬発力系の競技、特に運動の持続時間が10秒以内のトラック競技において、そのエネルギー発生の根幹を成す「クレアチン」はなくてはならない必須のサプリとなる。

前シーズンでは、メリハリを付ける為にオフシーズンは普通のクレアチン。オンシーズンはクレアボルと使い分けをしていたが、今回のオフシーズンはクレアボルを採用。

クレアボルもまた、競技時だけでなく、練習時並びにウエイトトレーニング時のパフォーマンスを向上させて、質の高いトレーニングをもたらすので、一次的にも二次的にもパフォーマンスアップ効果がある。


UP!」
アップは、神経伝達物質を増やす事で、筋力アップに即効性がある一次的効果と、脳内血流量増加やニューロン保護作用によって、試合や練習時に高いフォーカス力を発揮させてその質を高める二次的効果を持つ優れたブレインサプリである。

他のサプリが競技を行うマシン自体を強化するフレームサプリであるのに対し、アップは技術の改善をもたらすプログラミングサプリ、OSサプリとも言える。



これら、陸上トラック競技の基本「サプリ戦術」に加え、筋量アップに時間のかかる女子選手向けの筋量増加の為の「サプリ戦略」が加わるのだ。

後編へ続く



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