2009年12月13日(日)
サプマスアスリートが一堂に会した異種目座談会。

マスター視点とは異なる参加者それぞれの感想は、

veiwA→極真空手:松岡先生の視点
veiwB→総合格闘技:花澤13選手の視点
veiwC→トレーナー:武田さんの視点
veiwD→競技テニス:tocovichi選手の視点

を是非ご参照頂きたい。

「極真カラテの指導者兼選手である松岡師範
・松岡先生の研究&進化中の「隼キック」の動画を鑑賞(一同からどよめきがあがる)。

→実に見応えのある蹴りで、例えるなら格闘ゲームでガードしても削られてしまうか転倒させられてしまうような必殺技のような感じ。サンドバッグが根刮ぎ壊れる威力!

・空手家には珍しく高重量でシュラッグを行う。

→高重量で行うことで、僧帽筋を鍛えているようでいて実は重心の安定に一役買うのだろう。また、空手的には丹田へ気を集中しやすくなるのでは?

・その他、世界一になる為の意気込みや人格、器の大きさとはなんだろうか、どう考えるべきだろうか、等と言う話を頂く。

→自分を下して世界一になった選手との試合は、自分が気付いていなかった自分に足らない要素を沢山引き出してくれ、非常に為になったと言う話が印象的。



「プロトレーナーの武田氏
・動作を含めてトレーニングというのは、実際に試してみないとわからない。

→○○という種目は、どこそこに効くと言うのではなく、人によるしどこそこに効かなくてもかまわないのかも知れない。

・動作を無理に追求しなくても、重りや身体が勝手に自然な動作を教えてくれる。

・イメージし過ぎると、動作が遅くなる。硬くなる。

・考えずに動けるのが理想。

→あらゆるトレーニングが足かせ(アンクルウエイト)になってはいけないということ。



「テニスプレイヤーtocovichi氏
・力を込めるとパフォーマンスを発揮できない。

・末端はしなるように柔らかくないといけない。

・競技テニスは、瞬発力や筋力も必要。

→テニスパフォーマンスアップのためにウエイトトレーニングを行う人が増えてきたが、筋トレの弊害とも言える「一カ所に力を込める」と言う癖をオンシーズンに持ち込まないようにしないといけない

・テニスはメンタルが80%を占める。

→メンタルトレーニングのラボに行くと、各界の一流どころが通っているそうだ。

・競技テニスは、フィジカルと同時にメンタルトレーニングも重視しないといけない。

→どちらか一点、穴埋め式ではダメ。



「総合格闘技 花澤大介13選手
・tocovichi氏の説得力あるメンタルトレの必要性と経験談によって、一気に火が付き、同じメンタルトレーニングを受けに行くことに。

・走るときは、ガードが開く癖がつかないように、肩を揺らさず走る。

・格闘技の為の水泳を今も続けている。

・肩の力を抜いて競技に取り組むようになって、客観性や楽しみが増した。

・自分の周りには、様々なアドバイスをくれるスペシャリストが沢山いたが、そのアドバイスを最近になってようやく聞けるよるになってきた。

→そして、30歳を過ぎた自分でもまだまだ強くなれる可能性があると思えたそうだ。



その他まとめ

参加者に共通する見識は、指導する際に「ある程度の経験者」や「かなり年上の人」は中々聞き入れてくれない人が多いがそんな中でも素直にアドバイスを聞ける人は伸び方が全然違うそうだ。

また、マスターが感じたことは、どのアスリートも周辺視野が優れている!

綺麗な人や可愛い子、露出の多い子は元より、変なファッションの人、シチュエーション、イノシシ(※)に至るまで、食事中であっても見逃さない(競技に関係なく指導中の事故防止を含めて元々必要な能力)。

以上、ハイレベルなアスリートや指導者から分けてもらった知識や最新フィードバックは、サプリ塾やメールでの回答を通してお客様へと還元されると思います。

番外編へ続く


※ 神戸の三宮のチョット北なのにゾロゾロいて驚いた!「松岡先生ー、アレで伝説作って下さいよ〜♪」、「(ムッ)実際に間近で対峙したら無理って解りますよ!」



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トーク松マス