【プロローグ】
子供の頃は、台風が来るたんびに停電していたような気がするけど、たぶん誇張された記憶だろう。夜中に停電した時には、誰かれなく炊事場に集まって、家族皆でアイスを食べたっけ。
10月14日(水)夜。
超大型の台風18号が日本に接近。
大雨と大風。
そして、音、音、音。
停電こそしなかったが、込上げる不安と高まる興奮。
よし!
今夜は、この高揚感をもっと味わってみよう。
まずは、カレーが必要だ!(?)
子供の頃は、台風が来るたんびに停電していたような気がするけど、たぶん誇張された記憶だろう。夜中に停電した時には、誰かれなく炊事場に集まって、家族皆でアイスを食べたっけ。
10月14日(水)夜。
超大型の台風18号が日本に接近。
大雨と大風。
そして、音、音、音。
停電こそしなかったが、込上げる不安と高まる興奮。
よし!
今夜は、この高揚感をもっと味わってみよう。
まずは、カレーが必要だ!(?)
【理屈編】
サブプライム問題と言う災厄がばら撒かれたけど、未だ懲りずに同じような事をやっているそうで、似たような感じで狂牛病ってのも何ら解決されていないように思っている人間にとって牛の何のカンも全て使用したような「ビーフエキス」と言うのは要らぬお節介となる。
最近では、そんな気にしいの健キチさんの為に、「牛由来成分不使用」を売りにした製品も存在する。カレールウもまた然り。
マスターのブームは、「市販のルウを買わない」。ところが、3冊もカレー本を持っていたのにどれも失くしてしまって、毎度ながら今回も自己流。なので、そこんとこよろしく!
【実践編】
マスターが良く作るのは、クイックチキンカレー。
ジャガイモとニンジンを使用しない事で煮込みの時間を省いて、ご飯を炊いている間に完成するお手軽カレーだ。
・・・1
バターで小麦粉を炒める。
焦がさないように火加減に注意する。
茶色く仕上げる(焦げ臭くならないように!)
・・・2
1に、各種スパイスがブレンドされた粉を混ぜて炒める。
自分でブレンドしてこそ「カレー道」であるが、今回は市販品。
上手く混ざると、半練りペースト状のカレールウになる。
・・・3
ちょっとだけ、私、赤い顔でタマネギを炒めるのは、キッチンドランカーだから♪
スライスしたタマネギをオリーブ油でキツネ色になるまで炒める。
・・・4
ガーリックオイルを作る。
塩コショウした鶏肉にクミンをからめて炒める。
同時に3とフライドガーリックを鍋に入れ、火をかける。
(今回はニンジン入れました)
鶏肉に焦げ目が付いたら、同じ鍋へ。
・・・オチ
鍋に2の自家製ルウを投入。
お味噌を溶かす容量で、少しずつ少しずつ。
ルウを溶かし終えたら、いきなり完成〜♪
スパイシーなカレーとは、本来このような爽やかさではないだろうかと言える一品となった。風味溢れてそれでいてしつこくないので、小さな子供でも食べられる。
で、何でこれが野外料理シリーズかってのは、食べる時に家中の電気を消して、停電ごっこ。ランプの光の下で食べたから。
懐かしい香りと台風の高揚感も手伝って、子供の頃の恐ろしくも楽しかった台風を思い出した。
#10へ続く
【関連】
モテモテ! 男の野外料理 その1「スモークチーズ」
モテモテ! 男の野外料理 その2「なんちゃってチョリソ」
モテモテ! 男の野外料理 その3「クラブオイルパスタ」
モテモテ! 男の野外料理 その4「チョリソ風味のベーコン-前編」
モテモテ! 男の野外料理 その5「チョリソ風味のベーコン-後編」
モテモテ! 男の野外料理 その6「本日開店 蒲焼屋さん」
モテモテ! 男の野外料理 その7「マスターの不気味料理」
モテモテ! 男の野外料理 その8「リアル蒲焼への道」
モテモテ! 男の野外料理 その9「台風クラブ」
モテモテ! 男の野外料理 その10「竹筒飯盒炊さん」
モテモテ! 男の家庭料理 #1
モテモテ! 男の家庭料理 #2(「VS崖の上のポニョ」基本編)
モテモテ! 男の家庭料理 #3(「VS崖の上のポニョ」激闘編)
モテモテ! 男の家庭料理 フレンチ十番勝負-1-0 プロローグ編
モテモテ! 男の家庭料理 #4 フレンチ十番勝負-1「タラとキノコのグラタン」
モテモテ! 男の家庭料理 フレンチ十番勝負-2-0 プロローグ
モテモテ! 男の家庭料理 #5 フレンチ十番勝負-2-前編「フュメドポワソン」
モテモテ! 男の家庭料理 #5 フレンチ十番勝負-2-後編「ブイヤベース」
モテモテ! 男の家庭料理 #6 フレンチ十番勝負-3「鯛のポワレタプナード添え」
モテモテ! 男の家庭料理 #7 フレンチ十番勝負-4「牛フィレ肉のパイ包み」
モテモテ! 男の家庭料理 #8 フレンチ十番勝負-5「牡蠣のグラタン」
モテモテ! 男の家庭料理 #9 フレンチ十番勝負-6「キノコが香るワタリガニのグラタン」
モテモテ! 男の家庭料理 #10 フレンチ十番勝負-7「アワビのグラタン風」
サブプライム問題と言う災厄がばら撒かれたけど、未だ懲りずに同じような事をやっているそうで、似たような感じで狂牛病ってのも何ら解決されていないように思っている人間にとって牛の何のカンも全て使用したような「ビーフエキス」と言うのは要らぬお節介となる。
最近では、そんな気にしいの健キチさんの為に、「牛由来成分不使用」を売りにした製品も存在する。カレールウもまた然り。
マスターのブームは、「市販のルウを買わない」。ところが、3冊もカレー本を持っていたのにどれも失くしてしまって、毎度ながら今回も自己流。なので、そこんとこよろしく!
【実践編】
マスターが良く作るのは、クイックチキンカレー。
ジャガイモとニンジンを使用しない事で煮込みの時間を省いて、ご飯を炊いている間に完成するお手軽カレーだ。
バターで小麦粉を炒める。
焦がさないように火加減に注意する。
茶色く仕上げる(焦げ臭くならないように!)
1に、各種スパイスがブレンドされた粉を混ぜて炒める。
自分でブレンドしてこそ「カレー道」であるが、今回は市販品。
上手く混ざると、半練りペースト状のカレールウになる。
ちょっとだけ、私、赤い顔でタマネギを炒めるのは、キッチンドランカーだから♪
スライスしたタマネギをオリーブ油でキツネ色になるまで炒める。
ガーリックオイルを作る。
塩コショウした鶏肉にクミンをからめて炒める。
同時に3とフライドガーリックを鍋に入れ、火をかける。
(今回はニンジン入れました)
鶏肉に焦げ目が付いたら、同じ鍋へ。
鍋に2の自家製ルウを投入。
お味噌を溶かす容量で、少しずつ少しずつ。
ルウを溶かし終えたら、いきなり完成〜♪
スパイシーなカレーとは、本来このような爽やかさではないだろうかと言える一品となった。風味溢れてそれでいてしつこくないので、小さな子供でも食べられる。
で、何でこれが野外料理シリーズかってのは、食べる時に家中の電気を消して、停電ごっこ。ランプの光の下で食べたから。
懐かしい香りと台風の高揚感も手伝って、子供の頃の恐ろしくも楽しかった台風を思い出した。
#10へ続く
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