効かせ難い部位対策-4
三角筋後部編-応用編

Q:三角筋後部のトレーニングで、効かせにくく、筋肉痛があまり出ません。

効かせ難い部位や発達が遅い部位は、人それぞれ。
ですが、その中でも特に難しいとされるのが三角筋及びその後部です。

これまでのおさらいをすると、

・ストレッチ感の強い種目やストレッチ種目を採用し、神経系を開発する。
・個人差が大きい速筋線維と遅筋線維の比率を見極めたプログラミング。

上記、二点が三角筋並びにその後部に対する有効なアプローチとなるでしょう。

さて、今回はオマケの実践栄養学的視点からのアプローチを紹介します。



効き難い部位に対する実践栄養学的アプローチ
「テストステロンレベルを高める」


Tブースター僧帽筋を筆頭とする肩周りの筋群、大胸筋上部、三角筋は、テストステロンが取り付く事で筋合成のスイッチがオンになる受容体が多く存在すると言われている。

つまり、これらの部位の発達度合いはテストステロンレベルの影響を大きく受ける部位なのだ。テストステロンレベルが高ければ、発達しやすい。逆説的には、これらの発達具合から、自身のテストステロンレベルを推し量ることもできるだろう。

また、これらの部位はトレーニング経験によって、アンドロゲン受容体の数が増えると言われているので、経験を積めば積むほど、テストステロンによって更に発達しやすい部位とも言えるのだ。

あなたが物理的アプローチや体質を見極めたトレーニングプログラムを施して尚、結果を求めるのなら、テストステロンブースターを試してみるべきだろう。

あるいは、前回や前々回に書いてあるアプローチなど面倒くさく、もっと手っ取り早い方法がないかと模索している場合においてもテストステロンブースターが意外なほど簡単に解決してくれるかも知れない。



テストステロンブースターを利用する利点は、テストステロンに対する反応が良い部位の発達促進作用がメインであるが、他にもいくつか利点がある。

まず、テストステロンブースターを摂取して、数日するとテストステロンの血管拡張作用によって、ターゲット部位のパンプ感や収縮感が高まる事だ。これは、神経系の未発達などの原因によって存在する意識し難い部位の感度を高め、意識しやすくしてくれる効果がある。

また、テストステロンブースターは、安全であり一定のサイクルの元に長期間の使用が可能な栄養補助食品であるという点も見逃せない。サイクルに基いたテストステロンブースターの継続は、ターゲットのアンドロゲン受容体の数を増やし、結果的にテストステロンブースターによってより一層の発達が望めるかも知れないからだ。



「これさえやれば大丈夫!」と言った一点穴埋め式でも、一方通行的アプローチでもなく、多角的な視点による複数のアプローチを組み合わせて問題解決にあたるべきというのが、サプリ塾が提案するトレーニング思考だ。

しかしながら、三角筋をはじめとするテストステロン感受性が強い部位に対しては、お粗末にも「テストステロンブースターを採用する」と言う一点穴埋め式アプローチが意外なほど効果を発揮したりする。



【EX】
この話の予習
テストステロンブースター対策
テストステロンブースター攻略


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