8月31日(月)
清瀬選手から電話が・・・。

今回の清瀬選手は、電話とメールでのカウンセリングの後に通販(残念)。目的は、今季の最終戦である9月27日に出場予定の全日本実業団対抗陸上競技選手権大会とその前哨戦に当る近畿陸上競技選手権大会に向けたサプリ選び。

これを書いているのは9月14日なので、結果から言うと9月6日に出場した近畿陸上競技選手権大会では優勝。

さてさて、最終戦に向けたサプリはどのようなものに?
(使い切ったいつものを補給しただけなので、特に変り映えなし)
【基本サプリ】
C3X-SCC3X-SC
BCAAサプリはウエイトトレーニング前のプレワークアウトサプリとしても使用可能であるが、週2回のフィジカルトレーニングの前には、専用のハイパードライブエナジーを使用しているので、C3X-SCは専らトレーニング中と練習中の飲料水として使用する。

もちろん、試合中の飲料水としても溶液濃度を計算しながら摂取。


【瞬発力系シーズンサプリ】
瞬発力系オンシーズンクレアボル
瞬発力系の競技をしているなら、クレアチンは必須のサプリとなる。オフシーズンのクレアチン源としては、クレアピュアを使用した普通のモノハイドレイド製品である程度事が足りるが、オンシーズンの記録の更新や試合時試技中のATP確保には、クレアボルが適する。

UP!」
アップは、神経伝達物質を増やす事で、筋力アップに即効性がある。また、脳内血流量増加やニューロン保護作用によって、試合や練習時に高いフォーカス力を約束するブレインサプリでもある。そして、これら2点によって、マッハ6摂取による質量増加に対するフォーム等を司るOSのリ・プログラミングがスムースなるのだ。



【アクティブコンディショニング】
コンディショニンググルタミン
グルタミンが最も効果を発揮するのは、持久系競技や長時間の練習などの消耗が激しい時である。

フィジカルトレーニングの後、更に練習・・・と言う場合なら、効果大かも知れないが、競技の性質上、比較的消耗は少ない(はず)なので、これまで採用してこなかったが最終戦に向けた調整に試験的に採用。



【実験】
mach6マッハ6
マッハ6は、男性に比べて選択肢が比較的少ない女性が筋量増加を果たすのに最も適するサプリである。筋量による体重増加作用が高いので、パワーウエイトレシオ勝負の競技の場合、試合前や試合期はマッハ6をオフにするのが基本である。何故なら、急激に増加した質量や筋力に対して、既存のOSが対応できない可能性があるからだ。

しかし、今回は「調子が良かったんで♪」と言う清瀬選手の声を優先した。物理的やメカニカルな理屈も重要であるが、最前線でのフィードバックも大切にしないといけないからだ。



・・・と、若干の実験を含むがいつもと変わらないサプリメンテーションとなった。オリンピック出場を目指す割には、少々、地味に見えるかも知れないが、闇雲にアレコレと摂取すれば良いモノではなく、長期的目標と短期的目的を明確にした上で除脂肪体重や運動量を考慮しつつ的確なタイミングで最適な分量の栄養補給をするのが、パフォーマンスアップのキーになるのだ。



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