内転筋トレの強度-後編

Q:格闘技をやっています。補強トレーニングで、ウエイトトレーニングを取り入れています。そこで質問です!大腿部の内転筋を鍛えるのにマシンを使用しているのですが、これでいいのでしょうか?また、高回数で追い込むのか、他の部位同様に強度を重視した方が良いのでしょうか?

内転筋は、専用の「アダクターマシン」によって簡単に鍛える事ができます。

そこで問題となるのが強度です。

結論から言うと、基本的には高負荷の強度重視が良いでしょう。
つまり、ジムに通う多くの人がアダクターで行っている「効果があるのかないのかわからない引き締め運動」のような低負荷高回数の動作ではなく、高負荷低回数トレーニングを行うべきです。

アダクターマシントレーニングの負荷設定は、何らかの競技をやっているなら基本的にフルスタックが標準、もしくはフルスタックを目指すべきでしょう。

つまり、競技者を自称するなら、内転筋の筋力のレベルはそれくらいあった方が良いと言う事です。もしも、そのレベルに達していないなら、なるべく重たいウエイトを使用して筋力アップに励むべきで、内転筋の持久力なんて後の話になります。

この考えは、内転筋に限った話ではなく、競技の為に筋力アップ目的でウエイトトレーニングを行うなら他の部位においても基本的にマシンはフルスタック!と言う意気込みで取り組むべきで、さすれば結果も違ってくるはずです。

俺のは競技の為の筋トレで動きが重要だから軽い重量でもいいんだと言うのは、間違った考えではありませんが、ある程度の「規格」に達した競技者のアプローチとなります。

そんな感じで、ちょっとイヤミーになりましたが、アダクターマシンで内転筋のトレーニングを行う際は、俺の規格外の怪力でマシンが壊れて、タ○○マを挟んでしまうんじゃないか?」と心配が必要なくらいのF1規格の筋力をイメージして行ってみましょう!

番外編へ続く



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