あまりの散かり具合を見かねたのだ。
寝る前に少しだけ本を読むが5分も経たずに眠り込んでしまう。
毎晩、特定のモノを読み進める訳ではなく、その時その時の気分で本を持って来るので、次第次第に寝る場を侵食されていた訳だ。
そんなワケで、今んところは、布団周りスッキリ!
え!?ミニ本棚の中身が気になるって?
かつて、シャーリーキング・カマリがショーン・レイのセミナーで、
「ここにこの机一杯のドラックがあったとしても、君はショーン・レイにはなれない」
とショーンに言われたそうだが、今思うにそれは嫌味ではなく、
「君には君のやり方があるだろう?」
と言う良い意味だったのではないだろうか?
同様にマスターが読んでいる本を紹介しても全く意味のない事だけど、今回、最近読み散らかした本をちょっと紹介。
漫画の最新刊を枕元に置いておけば、同じコミックを2度買う事はない。
え!?
そんな馬鹿はいないって?
あー、すいません。
「カレー道」とのたまうサイトがいくらでもあるけど、たいていはシャバイ!
「カレー道を語るなら、市販のルウを使わず自分でスパイスのブレンドからせんネ!」と、カレー道Level.6へを目指す為、3冊ほど購入。が、未だレベルUPのファンファーレは鳴らず。
自己流の自家製加工食品に少々無理を感じたので、教科書を買った。
後は、流行りモノの写真がきれいな栄養本。
「Y染色体からみた日本人」
体質は性染色体Xの影響を受けるのではないかと言う話に、間違いがないようにカウンターとしてY染色体の知識を。脚色の無い淡々とした話が続く。ちなみに今は売ってないが「超男性XYYの話」と言う本も面白い。
「脳内物質が心をつくる」
近年の研究によれば、脳内化学物質だけが全てではないようだしマスターもそう思うが、感傷や期待を含まない淡々とした「バケガク」によるドライな観点も必要だろうと。
「マインドマップ戦略入門」
メーカーさん絶賛の・・・何て表現したらいいんだろう?思考方法?メモ術?意識をビジュアル化する手法!意外にも、ワイフがやるようになった。目標到達までの道筋をビジュアル化しやすいので、サプマスアスリートに勧めてみよう。
あと、茂木さんの本を何冊か読んだけど、あのテの言い切り形式の本よりも「××領域のニューロンに活性が見られた。これは、○○における後天的な△△の可逆性の可能性を示唆している」と言う慎重な表現の本の方が好みかも知れない。
「YOU!勘違いしているよ!」
さて、こうして写真付きの有難い活字体で紹介すると、マスターは読書家に見えるかも知れないが、読書は好きではない。仕方なく読んでいるのだ。そして、実はプチ文盲気味で恐ろしく遅読だったりする。
本当に遅読で、「沢山本を『こなす』事は大切かも知れないけど、あまつさえデータをダウンロードできたとしても、そのプログラムをインストールするのは至難の技ではないだろうか?」、「更に、PCの機能よろしく、そのプログラムを実際に使いこなせる人は多くないだろう」と言い訳している。
つまり、知識は多いにこした事はないが、結局は「その知識を使ってどんな出力ができるか?」、「その知識を基にどのような考察ができるか?」が重要ではないだろうかと考えだ。
サプリ塾が「知識という名のレゴブロックで、何を表現できるかが大切」と言う出力重視なのは、その為である。
また、それらプログラミングやデータが上手く統合されず、知識や視点が偏ってしまうと、一方通行的な考えや直線的な視点になりがちである。二元論で考えた方が上手く行く事もあるが、フィットネスライフと言うナマモノは、ルービックキューブみたいな物で、一面だけ揃えてもクリアとは言えず、幸せにつながらないので、多面的で多角的視点や関連的で包括的考察が時に必要なんじゃなかなぁ。
「知識の統合による視点の増加」
例えば、アフリカの奥地の探検記を読んでみると、自分の村に立ち寄った際に、仲間の人1人に自分の妹2人を差し出したりする場面がある。
何の知識もなければ、
「何て野蛮な!」「女性の人権が・・・」
と言うような脊椎反射的アレルギーを起すかも知れない。
しかし、文化人類学の知識があれば、「客に対して最大限の振る舞いを施すのが最も誇らしく価値のある事」と言う価値観の文化圏なのだと言う視点で考える事ができる。
また、動物行動学的視点があれば、「狭い遺伝子環境での近親配を防ぎ、新たなDNAを自分の血縁に取り込む事ができ、(血縁者を通して)自身のDNAにバリエーションをつける事ができるので、実に適応的習慣だ」と理解する事もできる訳だ。
フィットネスライフと言うのも「ミクロからマクロ」、「身体だけでなく心も」、「生活とのバランス」、「って言うか楽しいか否か?、幸せか否か?」等々、色んな視点で考えると、目的の明確化や優先順位付けも面白おかしくできるかも知れない。
ネイチャーグルメ漫画?「リトルフォレスト」
以前にも書いたが、毎月欠かさず購入する雑誌は、「月刊ガンダムエース」と「月刊ナショナルジオグラフィック」だけだ。
GGは地理本で、世界の情勢を淡々と紹介している。
環境問題も、冷静に淡々とデータを出すだけで、感情論やアジテートがないので、違和感アリアリの某局「環境問題偏向報道」とはエライ温度差だ。
・・・しかし、本当は写真がキレイだから買っているだけで、ほとんど読んでいない。
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