大胸筋の見栄えを良くしたい-2
Q:スポーツクラブに通い始めて、2年以上経ちますが、思ったように大胸筋が発達しません。フリーウエイトコーナーがあるので、一応、ベンチプレスには、熱心に取り組んでいる方だと思います。特に競技を行っているわけではなく、単に大胸筋の見栄えを良くしたいだけなんですけど、上手く行きません。
原因:その2
「目的意識が希薄なプログラム-2」
大胸筋の発達を阻む第一の要因とは?
前回からのサブタイトルに使用しちゃってますが、「目的意識」が欠落している事ではないでしょうか?
啓蒙書の尖兵のような目的オバケも考え物ですが、何事においてもコンセプトや目的意識は重要でしょう。
ウエイトトレーニングにおいて、重要な要素のひとつが、「優先順位付け」となりますが、目的やコンセプトがなければ、何を優先すべきか判別できません。
いわば、目的が明確で無いプログラムは、「穴に落ちたロクベエ」に上から「頑張れ!」と叫ぶようなモノです(※)。
Q:スポーツクラブに通い始めて、2年以上経ちますが、思ったように大胸筋が発達しません。フリーウエイトコーナーがあるので、一応、ベンチプレスには、熱心に取り組んでいる方だと思います。特に競技を行っているわけではなく、単に大胸筋の見栄えを良くしたいだけなんですけど、上手く行きません。
原因:その2
「目的意識が希薄なプログラム-2」
大胸筋の発達を阻む第一の要因とは?
前回からのサブタイトルに使用しちゃってますが、「目的意識」が欠落している事ではないでしょうか?
啓蒙書の尖兵のような目的オバケも考え物ですが、何事においてもコンセプトや目的意識は重要でしょう。
ウエイトトレーニングにおいて、重要な要素のひとつが、「優先順位付け」となりますが、目的やコンセプトがなければ、何を優先すべきか判別できません。
いわば、目的が明確で無いプログラムは、「穴に落ちたロクベエ」に上から「頑張れ!」と叫ぶようなモノです(※)。
「目的を明確にする」
何が課題なのか、自分に問うてみましょう。
A:大胸筋上部の筋量不足
B:大胸筋下部の筋量不足
C:そもそもの大胸筋の筋力並びに筋量不足
人によって、上記以外に色々あるでしょうし、複合的に抱える人もいることでしょうが、一般的なこの3つに絞ってみましょう。
「物理的アプローチ考察 Part.1」
トレーニングの視点のみから考えると、弱点と思われる部位からトレーニングを開始する「筋優先法」と言う良い手法があります。
今回は、この最もメジャーな筋優先法に当てはめて考えてみましょう。
Aの場合は、最もパワーが発揮できるトレーニングの第一種目に、大胸筋上部に効果があると信じられている「インクラインベンチ系」の種目を行います。
Bの場合も同様に、最も気力と体力のある最初に、下部に効果があると信じられている「デクライン系」や「ディップス」を行います。
これらの手法は、「胸のトレーニングの第一種目は絶対にベンチプレスだ!」と言う考えに沿ってきた方には、受け入れ難いかも知れません。ただし、今までのやり方で結果が得られていないなら価値観の転換が必要でしょう。
Cの場合で基準となるであろう要素は、ベンチプレスやその代替種目で、腕立て伏せよりも強度が低いと言う筋力です。自分の体重よる負荷よりも弱い負荷しかかけられない場合は、あれこれ手を出さずに、第一種目に何らかのプレス系の複合関節種目を据え、これにもう一種目プラスする程度が良いでしょう。
細かく説明すると永遠に続いてしまうので、今回は簡便にしてみましたが、目的をはっきりさせる事によって、優先事項が変わるので、プログラムもそれに沿ったものに変わると言う事がご理解いただけたでしょうか?
大胸筋の見栄えを良くしたい-3へ続く
※ 国語教材に良く利用される絵本「ろくべえまってろよ」ネタ
【関連】
大胸筋トレーニングアイテム「リストラップ」
ダンベルトレーニングの必須アイテム「リストラップ付きグローブ」
大胸筋の見栄えを良くしたい-序
大胸筋の見栄えを良くしたい-1
大胸筋の見栄えを良くしたい-2
大胸筋の見栄えを良くしたい-3
えせトレーナーに訊くの?まとめ
トレーニングを有意義に変えるヒント
基本に立ち返った大胸筋のトレーニング
形にこだわった大胸筋のトレーニング
大胸筋を強く大きくするトレーニング 応用編
何が課題なのか、自分に問うてみましょう。
A:大胸筋上部の筋量不足
B:大胸筋下部の筋量不足
C:そもそもの大胸筋の筋力並びに筋量不足
人によって、上記以外に色々あるでしょうし、複合的に抱える人もいることでしょうが、一般的なこの3つに絞ってみましょう。
「物理的アプローチ考察 Part.1」
トレーニングの視点のみから考えると、弱点と思われる部位からトレーニングを開始する「筋優先法」と言う良い手法があります。
今回は、この最もメジャーな筋優先法に当てはめて考えてみましょう。
Aの場合は、最もパワーが発揮できるトレーニングの第一種目に、大胸筋上部に効果があると信じられている「インクラインベンチ系」の種目を行います。
Bの場合も同様に、最も気力と体力のある最初に、下部に効果があると信じられている「デクライン系」や「ディップス」を行います。
これらの手法は、「胸のトレーニングの第一種目は絶対にベンチプレスだ!」と言う考えに沿ってきた方には、受け入れ難いかも知れません。ただし、今までのやり方で結果が得られていないなら価値観の転換が必要でしょう。
Cの場合で基準となるであろう要素は、ベンチプレスやその代替種目で、腕立て伏せよりも強度が低いと言う筋力です。自分の体重よる負荷よりも弱い負荷しかかけられない場合は、あれこれ手を出さずに、第一種目に何らかのプレス系の複合関節種目を据え、これにもう一種目プラスする程度が良いでしょう。
細かく説明すると永遠に続いてしまうので、今回は簡便にしてみましたが、目的をはっきりさせる事によって、優先事項が変わるので、プログラムもそれに沿ったものに変わると言う事がご理解いただけたでしょうか?
大胸筋の見栄えを良くしたい-3へ続く
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