さかり前回のあらずじ】
2007年11月、友人の結婚祝いにリクガメを送る事にした。
マスターは、狂っていたのだ。

しかし、友人は、もっと狂っていた。
嬉々として、カメを受け入れたのだ!

設計やギミックなどの日々の改良によって「カメハウス」は、内蔵のウェブカメラで、携帯などでリアルタイムに確認できる。

「引っくり返っているのを見つけたら、いつでも家に飛んで帰れる!」との最高のセキュリティ(?)&フルスペックの環境下でスクスクとカメ達は育った。
柵カメは、当初の倍の大きさになっていた。
それだけでなく、スピードが当初の倍になっていたのには驚きだ。

主食は、菜園のナッパ。
天気の良い日は、庭に放たれ、菜園を荒らす(?)。

意外なほど、行動的なので、写真のような転落&逃走防止の為の柵が必要なのだ。

「仕事サボって、庭のカメを眺めていると、心が本当に癒されるんだ。カメはヒーリングアニマルなんだ!」
「いや、仕事行けよ!」


このギリシャリクガメは、日本の気候に適応させるのが少々難しいそうで、基本は定温ケージが必要となる。

つまり、電気代が物凄い事になるので、人にプレゼントしてはいけないと言う事だ。



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リクガメが歩く庭 プロローグ