さて、いよいよ、二十数年越しの片思い「ブイヤベース」と対面なるか?

料理本を紐解くと、ナニナニ?
ブイヤベースには、フュメ・ド・ポワソン300mlをベースとして使用?

フュメ・ド・ポワソンって何だ?
ワトソン君?

フュメドポワソンは、白身魚のアラで作る淡白な風味の魚だしで、本によっては、缶詰を買えとも書いてあるようだが、マスターの勘では、どうやらこの魚主体のベースの出来如何が勝敗を分かつような気がする。

店屋物を使用したら、味がナヨってなりそうだから、これは一からこさえんと!

そんなワケで、
フランス十番勝負 #2-前編は、
「フュメ・ド・ポワソン」
(魚のだし)

ブイヤベースの仕込み編。
材料
白身魚のアラ:600g
タマネギ:1個
ニンジン:1本
セロリ:1〜2本
ニンニク:大ひとかけ
長ネギの青い部分:2本
パセリの茎:数本
水:2リットル
塩:ひとつかみ


【STEP 1】
流水で、魚のアラを良く洗う。
今回は、鯛のアラを採用。
丁寧に洗って、血合いを取り除く。
冬なので、手が冷たく、早くも挫折しそうになったのは、内緒だ。


白身魚のアラ【STEP 2】
鍋に1と水、塩を入れて火にかける。

ひと煮立ちさせて、アクをとる。

たぶん、強火でグラグラ煮ない方が良い。


野菜【STEP 3】
2を火にかけている間に、平行作業。

タマネギ、ニンジン、セロリを薄切りにする。

ニンニクは、皮付きのまま包丁の腹などで押し潰す。


【STEP 4】
2に3の野菜類と、パセリ、青ネギを加える。
アクを取り除きつつ、弱火でコトコト30分。
余り長く煮込むとエグミが出るので、30分くらいが良いそうだ。


ストック【STEP 5】
完成〜♪
こし器やザルで濾そう。

料理への必要分を差し引いて、余りは凍らせるか煮沸処理済の瓶で保存。

お味は!?イイお味ー!!
しょう油を入れたら、そのまま魚貝系しょう油ラーメンに使えそう。

そんな感じで、ストックしとけば、後で色々使えそうだから、皆も作ってみてちょ。

フレンチ十番勝負-2-後編へ続く



【男の料理シリーズ】
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モテモテ! 男の家庭料理 #2(「VS崖の上のポニョ」基本編)
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モテモテ! 男の家庭料理 フレンチ十番勝負-2-0 プロローグ
モテモテ! 男の家庭料理 #5 フレンチ十番勝負-2-前編「フュメドポワソン」
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