「子供にプロテイン？」

Ｑ：小学校に上がる前の子供の食が細く、特に朝ごはんを食べてくれないので、プロテインを飲ませたいのですが。

様々な試みむなしく、食べてくれない場合、プロテインはどうなんでしょうか？

結論から言えば、前回のフォロー編に挑戦した後なら、ＯＫです。
ではまず、その意義から考えてみましょう。

プロテインは、タンパク質食品であり、タンパク質を手軽に補給するためのものです。間食のお菓子などには良質なタンパク質が含まれていないので、ご飯を食べない子は、当然ながらタンパク質が不足する可能性があります。

そういう意味で、プロテインの補給はアリです。

また、幼児期は、成長に必要なアミノ酸「ヒスチジン」を体内で合成できないので、食事による蛋白源から摂取する以外に補給方法がありません。

ついでに、プロテインの主流たる膜処理によるホエイには、カルシウムも豊富なので、その辺が気になる場合にも良いです。もっとも、骨はタンパク質でできているので、プロテインの種類にこだわる必要はないかも知れません。

つまり、親の努力に反して食が細い場合などは、成長に必要なヒスチジンやミネラル補給も兼ねてタンパク質食品であるプロテインが便利と言えます。

また、どうしてもテーブルについて、食事をしてくれない腕白君やオテンバちゃんも、シェイクなら飲ませやすいかも知れません。

次は、どのような製品を選ぶかになります。

実践編へ続く



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