「子供にプロテイン?」

Q:小学校に上がる前の子供の食が細く、特に朝ごはんを食べてくれないので、プロテインを飲ませたいのですが。


まずは、基本編をすっ飛ばして、フォロー編から。
その意義や目的の明確化は、後編の基本編をお読み下さい。

さて、その「プロテインを利用する」と言う「手段」の前にやっておくべき「改善」点を考えてみましょう。・・・てか「僕はこうしています」と言う話。

小学校に入る前の子供は、椅子に座ることから訓練しないといけません。
そして、食べる事に集中する事を覚えるのも大切でしょう。
その為には、まず、食事の時間帯は、TV禁止です。

テレビを見ていたら、集中力を奪われ、咀嚼も疎かになるばかりか、味を感知する脳の領域が活性せず、味覚を鍛える事ができません。味覚もまた幼児期に決定付けられるといったら言い過ぎかも知れませんが、ある意味、感受性高い味覚は親からのプレゼントと言えるでしょう。

というか、ウチは基本的に普段から地上波禁止で、トリニト君は主にモニターとして使用しています。


次に、食事の時間を決めてダラダラ食いを防止します。

例えば、7:30〜8:00の間に食べなければ、もったいなけど、全廃棄(※)。後で気が向いたら食べるとか昼に食べるとかしない。昼までは、オヤツもなにもなし。
こうすれば、メリハリが付くかもしれません。


ただ、もしかしたら、食事の時間を大人の感覚で決めてしまうのは、良くないかも知れません。色々と学習するために、子供の食事時間は、60分くらいかかるように元からプログラムされているかも知れないからです。


さて、最後にマスターの必殺技を紹介しましょう。

それは、ホンのチョッとで良いので、料理を手伝わせる事です。自分が調理した物は、積極的に食べるもんです。


そして、これらのことを実行するには、大人側にシッカリとした時間の余裕がないといけません。つまり、原因のほとんどは、大人にあるのかも知れないのです。よって、大人もゲームや携帯電話、メールなど無駄な時間を削減して、互いに向き合う時間を「捻出」すべきでしょう。


これらの改善むなしく、食べてくれないなら、いよいよもってプロテインを利用しても良いでしょう。

基本編へ続く

※ もちろん、もっと良い方法もあるはずです



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