「誰かぉー悲しませてまでー笑えなくてもッ♪」
「た、大尉、連邦軍の新兵器です!!」
「うろたえるな。これがダブルオーの新曲というものだ」
「あなた」
「以前にYouTubeで聴いたことがある。大丈夫だハモン!もっとも、こんなに間近で聴くと恐ろしいものだがな」
「はい。でも、これが噂の新曲と知れば・・・。そろそろ、今月のガノタエースを」
「うむ。ガンダム直撃世代以外には、すこぶる不評のようだが仕方ない」



「機動戦士ガンダム MSIGLOO2 重力戦線」の1巻と2巻を観た。

マスター的解説「What's MSIGLOO?」
MSIGLOOシリーズは、初代ガンダムの舞台裏をフルCGで描く、大人向けの作品です。初代ガンダム時代の話なので、アムロやシャアが活躍した舞台の別視点モノ、いわゆるファーストガンダムのスピンオフものと言える訳です。

最初に作られたMSIGLOOは、映像作品初と言って良いジオン軍に席を置く主人公によるジオン軍視点の作品でした。

ガンダム初のフルCG作品でもあったので、少々、リアルサンダーバード感に違和感を覚える人もいたかも知れません。

しかし、ジオン派や戦中派の胸を熱くするような演出や用語、何よりCGで描かれたモビルスーツをはじめとするメカのカッコ良さによって、全ての至らない点が帳消しにされるような作品です。

また、ティターンズとかアロウズとか、訳わかんない変な組織が出てくるから、ガンダムってつまんないんだよと言う方にも、連邦VSジオンの構成はわかり易く、一見マニアックに見えて、1話完結の観やすい作品でもあります。

で、人気があったのか無かったのか定かではありませんが、今回「2」が作られました。2たる重力戦線は、連邦軍側の視点になっています。

さてさて、重力戦線は面白いのか?つまらないのか?
以下、ネタばれ注意でございます。
a「第一話 あの死神を撃て!」
一話は、歩兵とザクの戦闘を描いた戦場アクションだ。

ジオンの地球侵攻作戦から、その後が描かれているが、地球侵攻作戦は映像化しちゃイカーン!

何かザクがうぉーって感じで、連邦がうわーってなって、不意打ち闇討ちでたまたま上手く行きました・・・と言う個人の妄想に任せて置くのが無難だった。

地上でザクが強かどうか微妙だし、それはイイとしても、HLVやら大気圏突入カプセルから出てきた生身のジオン兵がいきなり戦い始めるシーンは何か違和感がある。

・・・彼らは遠いサイド3から来たのだろうに?無重力の長旅後に地球の重力!筋力低下や骨折、失神しないのだろうか?未来の薬は凄いのか?

第一話は、冒頭から最後まで疑問を投げかけるような作りだった。

誰もが理解に苦しむだろう3機目のザクのマスターの解釈は、主人公の幻想。
つまり、2機目のザクとの戦闘で既に、瀕死の重傷を負っており、幻覚を見たのではないだろうか?って、いつからガンダムはミステリーになったんだ!



b「第二話 陸の王者、前へ!」
第二話は、戦車とザクの戦闘を描いたタンクアクションだ。

ザクVS戦車・・・リアルに描くと戦車の方が強そうだが、そんな事など関係ないくらいにメカがカッコイイ。痛快な戦車アクション映像を観る事ができる。

不思議兵器ザクバズーカの装弾機構の謎はついぞ解明されなかったが、ザクも61式戦車もカッコ良く、連邦派が観てもジオン派が観ても、戦中派が観ても戦後派が観ても満足できるような映像美に溢れている。

しかし、ひとつ。
わかっちゃいたけど、例の問題が・・・。
エムエスイグルーと言っているのに、敵のザク以外のエムエス(モビルスーツ)が出てこない事だ。

リアリティを求めた大人の映像作品であるが、その大人達自体は多少の批判はすれど、鼻からリアリティなど求めちゃいないのだ。

皆、ロボットとロボットのガシガシのぶつかり合いが観たいはずだ!


cそんな人の為か最後の肩透かし!
この春発売予定の「第三話 オデッサ、鉄の嵐!」の主役は、ガンタンク!
待ったましたガンタンク!?渋すぎる。
でも、最後までMSじゃないのね?

そんなワケで、アラ30、アラ40じゃなくても、見応えタップリの重力戦線。
是非、レンタルでも良いので、ガンダム好きなら観てみてちょ。

4月号へ続く



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