
そもそも、ダンベル・ロウの最大の利点とは何だ?
ダンベルがあればできるお手軽さか?
ダンベルを引き切った時の収縮感か?
左右独立で動かせるので、各々の神経系の開発か?
ダンベルロウ最大の利点、それはそのストレッチ感にあるのではないだろうか?
背中の筋肉は、神経系的に、またビジュアル的に意識して収縮させるのが難しい部位である。
その冷えた部位に負荷を刺しやすくしてくれるのが、収縮前のストレッチ感である。
また、エクササイズ毎に標的部位がストレッチされる事で、神経系が強化されていくので、ストレッチ種目を続ける事で、目的の部位が意識的に収縮しやすくなるのだ。
ダンベルロウは、肘関節だけでなく、多くの関節が関わる事で多くの筋肉が連動する多関節種目に属するが、ボトムポジションでのストレッチ感の強いストレッチ種目ともとれるのだ。
しかし、どうだろう?
肩甲骨を外すが如く外側に引き出して背中を伸ばした場合、通常のダンベルロウのッフォームでは、背中が完全にストレッチされる前にダンベルが床についてしまうのだ。
よって、一般的ダンベルロウは、誰もが習得すべき必須種目であり、初心者向けエクササイズでもあるが、ストレッチ感がやや得難い為に、背中の神経系を発達させる事ができず、いつまで経っても腕の力でダンベルを引いてしまうと言うジレンマを孕むのだ。
つまり、人によってはいつまでも次のステップに進めない可能性を持つのだ。
前回と今回の問題を解決すべく、次回は、いよいよ、実践編である。
後編へ続く
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