あんまり多用すると詐欺師みたいに見えちゃうので、多用は禁物だけど魅力的なビジネス・カタカナ用語と言えば、「パラダイムシフト」、「ゼロベースマネジメント」ではないでしょうか?

連呼すると胡散臭い奴に思われかねないので(え!?もう思われてるって?)、普段は口にしませんが、サプリ塾作りやサプマス運営において心にとめている課題だったりします。
マスターのビジネス用語としてのパラダイムシフトの解釈は、固定観念から脱却した新しいアイデア・・・みたいな感じです。簡単で良ければ、ウィキの内容で充分でしょう。もう少し、詳しくは、パラダイムシフトマネジメントでググってみましょう。


ゼロベースマネージメントのマスターのうろ解釈。
例えばサプマスの自主制作広告の印刷代を減らしたいと考えると普通は、紙やインクの質を落としたり、印刷面積を減らしたりする事で対応するでしょう。これらの努力によって、ひょっとしたら20%ほどコストダウンが可能かもしれませんが、通常のベクトルでは、劇的な削減は達成されません。

しかし、ゼロベースマネジメントの視点では、「まず、ゼロにしちゃおう」と言う方向性で考えます。例えば、印刷物による広告は一切やめて、経費のかからないウェブサイトでの宣伝に切り替える・・・と言った感じでしょうか。


さて、これらの考えに共通するのは、従来の手法であるxとyによって座標を決めるような平面的思考に対して、全く異なる視点、すなわちz軸の導入による思考の展開が必要と言う事です。

つまり、発想の転換がキーになる訳です。


さて、それとサプリ塾とどう関係があるのか?
例えば、一般的プロテイン思考。

普通は、「プロテインって、毎日飲むし、結構、経費がかかるなぁ〜」、「プロテイン飲んでも中々筋肉が付かない!もっともっと飲んでみよう!」・・・で、行き着く先は、「もっと、安いプロテインないかなぁ?」・・・と、安さを求めるベクトルになりがちです。別に悪い事ではありませんが、粗悪な製品に行き着く可能性もありますし、向いてないのに量をとる方向に行ってしまうかも知れません。

ところが、サプリ塾を見渡してみると、「その前に、タンパク質必要量を抑える事が先じゃないの?」と言う別の方向性の考えを見つける事ができます。


また、ジム滞在時間が長いので、サプリの種類やタイミングに誰もが困ります。マスターだってそうです。特に、マスターの場合、ワークアウト関連サプリの摂取量に関しては、体重と運動時間、運動強度によって増減させるので、この考えに基づけば、長時間の運動は経費がかかります。

経費を減らすには、どのサプリを削れば良いか?
長時間トレのサプリタイミングは?

誰もが悩む事しばしばですが、サプリマスター的な視点では、まず、第一に運動時間を減らす事を考えます。運動時間が減れば、サプリ使用量も減り、全てが解決します。


そんな感じで、口に出すと胡散臭いですが、ゼロベースマネジメントやパラダイムシフト的思考は、フィットネスにも応用可能な訳です。


・・・で、何でちょっとばかし思考テクニックの話をしたかと言うと、今度、アスリート座談会と称して、色んな人に会うからです。色んな競技、指導者の人達と討論する事で、自分の一人称で独りよがりな思考では生み出せないZ軸アイデアが「お互い」に生まれるのではないかと期待しているんです。

ご参加の方にお断りしておきたいのは、この催しの最大の目的は、自分の為です。自分の知識を深め、新たな視点を得るためです。

なので、ご参加の皆さんも「自分自身の為」に意見交換や視点交換、アイデア交換して、転換へと繋げて欲しいのです・・・って言ったらカッコつけですか?

アスリート座談会前編へ続く